北海道のおすすめツーリングスポットはこちら

【保存版】スノーバイクの魅力を北海道ライダーが徹底解説します

スノーバイク

どもです、さすライダー(@SasuRider0420)です。

北海道に移住したら、冬はバイクに乗れない、、、僕は移住前にそう思っていましたが、、、、しかし、いざ蓋を開けてみれば、冬でもバイクに乗れる機会は結構あるんですよね。

と言うよりは「冬だからこそ楽しめるバイクの遊び方が、北海道には沢山あるんですよね!

その中でも今回紹介する「スノーバイク」は、ライダーなら絶対ハマると断言出来る遊びなので、どうか、、、例により長い記事となっておりますが、、、どうか最後までお読み頂けると幸いでございます。

きっと、この記事を読み終えた頃には「やべ〜、俺っちは今すぐ北海道に行って、スノーバイクに乗らないといけない!あ、、、冬が終わってた、、、」と、おセンチな気分に浸る事が出来ますよ(ダークサイド系きらり)

そもそもスノーバイクって何なの?を解説

では、まずは一番肝心なところから解説していきますよ?

スノーバイクとはその名の通り、雪山を颯爽と駆け抜ける事が出来る、めっちゃイケてるバイクです(最高のきらり)

、、、以上で説明終了でも、全然間違ってはいないのですが、、、ここで終わったらライターとしての人生が終了しそうなので、もっと詳しく解説していきますね!

スノーバイク
コレが噂の雪山を走るスノーバイクです

スノーバイクとは、オフロードバイクの前輪をスキー板(のようなもの)後輪をキャタピラに換装した、雪道を走るためのバイクで、あくまでバイク本体は普通のバイクなんです(市販車)

もっと具体的に説明すると、アメリカでスノーモービルやATVを販売している会社「POLARIS(ポラリス)」が作った「Timbersled(ティンバースレッド)」というキットを装着したバイクがスノーバイクです(Timbersled=スノーバイクキット)

スノーバイク
これがスノーバイクのシンボルのキャタピラ(POLARIS製)

スノーバイクはあくまでバイクに専用キット装着した状態であって、元のタイヤに戻せば普通のバイクって事です(=最初からスノーバイク!として作られたマシンがある訳ではない)

ちなみにバイク本体はKTMやハスクバーナ、国産であればヤマハ車が使われる事が多いみたいです。

ただし、Timbersledを装着する事が出来れば、理論上はどのバイクでもスノーバイク化は可能なので、例えば僕のGS号をスノーバイク化することも可能ではあります(知らんけど)

スノーバイク
スキー板とキャタピラ以外は普通のバイクです

スノーバイクって免許が必要なの?

まずは結論から言わせて頂くと「スノーバイクは免許不要で楽しめます」

え?ちょっと待って?だってエンジンが付いてるし、そもそもバイクでしょ?さすライダー頭大丈夫?、、、え〜っと、頭は常におかしい方なのですが、、、基本的に乗り物で免許が必要なのって「公道を走る場合」なんですよね。

仮にスノーバイクで公道を走るとしたら、もちろん免許が必要にはなりますが、そもそもスノーバイクは「雪山を走る為のバイク」なので、要は「公道を走る機会が無いマシン(特別な理由を除いて)」なんです。

なので、スノーバイクの運転には基本的に免許が不要です!

スノーバイク
スノーバイクは免許不要で楽しめる!

、、、さて、スノーバイクは免許不要!を大々的にアピールしたところで、ここからはお約束(?)の「だが、しかし」に入りたいと思います。

確かにスノーバイクは免許不要で乗ってOKなんですが、、、後から詳しく説明しますが、スノーバイクの基本操作はバイクと同じです!

つまり、事実上はバイクの免許を持っていないと運転出来ない(=乗るのは相当難しい)のがスノーバイクなんです。

だって、バイクの運転をした事がない人が、いきなり雪の上をバイクで走るって、、、きっとこの世がマトリックスで、トリニティのようにバイクの操作方法を頭にダウンロード出来ない限りは難しいですよね(僕はバリバリのマトリックス世代です)

スノーバイク
操作系統は完全にバイクなので、事実上はバイクの免許がないと運転は厳しいです

ということで、スノーバイクに運転免許は必要なのか?という問いに対しては「法律上は必要ないけど、事実上は免許がないと厳しい」という回答となります。

ただし、モチのロンで分かってますよ、、、僕のブログの読者さんは大半がライダーですし、少なくても「バイクで雪山を走る!」というクレイジーなこの記事を見ているアタナは、きっと「ヤバイ人(ライダーの褒め言葉)」でしょうから、、、なのでアナタはそのままスノーバイクに乗って問題ないです!

ちなみにスノーバイクは、雪道を走る為にハイパワーなエンジンが必要となる為、大半のマシンは排気量400cc以上ですが、もちろん大型自動二輪免許が無くてもOKです(そもそも免許不要ですので)

スノーバイク
僕の奥様は普通二輪免許ですが、400cc以上のマシンに乗れます(免許不要なので)

スノーモービルとの違いは?

恐らく「スノーバイク」という単語を初めて聞いた人は、きっとこう思う事でしょう「へ?それってスノーモービルと何が違うの?」ってね。

ですよね、そりゃそうですよね、、、勿論ですが「全日本、違いの分からない男選手権」で常にトップを突っ走る僕だって、Google先生にスノーバイクとスノーモービルの違いを聞くまでは、ガリレオばりにさっぱり分からなかったです。

、、、って事で、改めてスノーバイクとスノーモービルの違いですが、それは前輪部分のスキー板が1個か2個かの違いです!

他にも細々とした違いはありますが、両者の1番の違いはここで、それ故スノーバイクはスリムな車体が魅力ですが、スノーモービルはどっしりとした車になっています。

スノーモービル
スノーモービルは前方のスキー板が2本です

スノーバイクはそのスリムな車体を生かし、機動性に優れた正にバイクと呼べる挙動が魅力ですが、直進安定性や絶対的なパワーはスノーモービルの方が上です。

ちなみにスノーバイクは、あくまで普通のバイクにキットを装着した乗り物ですが、スノーモービルはスノーモービルとして開発・販売されていることも大きな違いです。

スノーバイクって何処で販売されてるの?値段は?

スノーバイクは前述の通り「バイクの前後タイヤを、スノーバイクキットで換装しているバイク」なので、すなわち「スノーバイクの販売=キット取り付け済みのバイクの販売」と言う意味合いとなります。

スノーバイクはその特性上、本州では滅多にお目にかかれない代物ですが、北海道では普通のバイク屋さん(大手、個人経営含む)で販売されています。

価格の相場としては「100万〜200万円」くらいが一般的で、これは「バイクの価格+スノーバイクキット(50万円前後)」の合計金額となっています。

スノーバイク
欲しいけど、中々のお値段がしますYO、、、

しかし、いくらタイヤを履かせれば夏も走れるとは言え、趣味以外に実用性もあるバイク(普通の)と比べれば、スノーバイクは完全に2万パーセント趣味の乗り物なので、我々庶民には中々手が出せない代物とも言えます(しょんぼり)

更にプラスして言えば、冬にスノーバイクを運用する場合は、雪山までスノーバイクを運ぶ為の車(トランポ)も必要となるので、つまりは車を買う必要も出てきてしまいます、はい、オワタ\(^^)/

なので、僕のような一般ピーポーがスノーバイクを楽しむ場合は、後述するレンタル車両を利用するのが一般的です!

スノーバイク
スノーバイクを運ぶ車も必要になる、セレブリティ溢れる乗り物です
スノーバイク
雪が無い場所ではフロントに補助輪をつけて動かします

スノーバイクって何処で乗れるの?レンタルは?

うぉぉ〜、スノーバイクやべ〜!俺っちも乗りたいぜ(にやり)と気持ちが盛り上がった来たところで、じゃ〜実際にどこで乗れるのか?レンタルは出来るのか?を解説しちゃいますね。

まずは結論から言うと、現在僕のような庶民がスノーバイクに乗ってみたいと思ったら、北海道のルスツで行われている「スノーバイクツアー」に参加するのが一般的です、、、と言うより、それ以外にほぼ選択肢がありません(ションボリ系きらり)

以前は本州でもスノーバイクに乗れる場所がチラホラあったのですが(長野県とか)現在は北海道のルスツが事実上唯一のスノーバイクに乗れる場所です。

ルスツ
ルスツの美しい景色の中をスノーバイクで走れます

ちなみに、ここで言う「スノーバイクに乗れる」という言葉の定義は、スノーバイクを持っていないライダーが「車両のレンタル+操作説明+雪山ツーリング」を出来るという定義で、もちろん自分でスノーバイクを持っている場合は、北海道であろうが本州であろうが、許可された場所で乗ることは出来ます。

なお、ルスツでのスノーバイクツアーを開催している会社は「サイクロン」で、スノーバイクの車両の販売や、BMWモトラッドの正規ディーラーも手掛けている、僕もお世話になっている北海道の大手バイクショップです。

さて、最後に気になるスノーバイクツアーのお値段ですが、、、これが1人あたり3万〜6万円と非常に高額となっており、庶民には中々厳しい価格となっております、、、

BMWモトラッド札幌西
サイクロンは僕がお世話になっているBMW札幌西の運営元でもあります。

え?待って待って?ってことは、、、実はさすライダーって、ウン万円のスノーバイクツアーをサクッと申し込めるセレブだったの?と思われた、そこの僕と良い勝負のイケてる男性ライダーさん、、、実は僕はスノーバイクを所有している方(友達の友達)のご好意で遊ばせて頂きました(普通の楽しみ方じゃなくてゴメンなさい)

正直なところ、スノーバイクの楽しさを知ってしまった今でも、、、じゃ〜1回あたり3万〜6万円を笑顔で払えますか?と言われれば、素直に厳しいと庶民代表の僕は答えますし、、、要はこれこそが「スノーバイクがバズらない理由」だと僕は思ってます。

そりゃ〜お金があれば、毎日でもスノーバイクに乗りたいんですけどね、、、、

スノーバイク
楽しそうだけど、お高いんでしょ?と言われれば、そうとしか言えないのが現状です

そして、、、、だからこそ、だからこの今回僕はスノーバイクの記事を書こうと思ったんです!

もっともっとスノーバイクの魅力が世の中に伝わり「俺っちも乗りたいぜ!」という人が増えれば、結果として遊ぶためのコストが下がって、取り扱う会社が増えて、それこそ北海道以外でも出来るようになって、色々な意味でユーザー側の選択肢が広がって、スノーバイクで遊ぶハードルがグッ!と下がると思うんですよね(あくまで僕個人の考えです)

なので、この記事を読んでくれたライダーが、少しでもスノーバイクに興味を持って頂ければ、僕としては嬉しい限りでございます(さわやか系きらり)

スノーバイク
スノーバイクの魅力よ!世に広がれ!

スノーバイクの操作・運転方法を解説

なるほどなるほど、スノーバイクって乗り物がよく分かったぜ!

これで明日から俺っちは「え?あのスノーバイクを知らないの?君って遅れてる〜(にやり)」ってドヤ顔出来るんだよね?

へ〜、ちなみに運転って難しいの?(ドヤ顔された方)、、、あ、それはその、かくかくしかじかで(ドヤ顔した方)、、、っと、せっかくのドヤ顔を崩す事がないように、ここからはスノーバイクの操作・運転方法を解説していきますね。

スノーバイクはコツを掴むまでは、中々難しいところもありますが、少なくても1日遊べば慣れますのでご安心を。

スノーバイク
さて、乗ってみましょうか!

スノーバイクの各種操作系統について

度々のクドイい話にはなりますが、スノーバイクはスノーバイクとして作られた乗り物ではなく、バイクをスノーバイク化しているだけなので、操作系統はそのまんま東、、、じゃなくてバイクです!

エンジンの始動方法に始まり、クラッチ、ブレーキ、アクセル、ギアチェンジ、、、などなど、操作系統はバイクと全く一緒なので、少なくても普段からバイクに乗っているライダーなら「あれ?あの操作は一体どうやるんだっけ?」という事態に陥ることはありません。

スノーバイク
クラッチ、ブレーキ、アクセルなどは通常のバイクと同じです
スノーバイク
もちろんギアチェンジも通常のバイクと一緒
スノーバイク
リアブレーキの場所も一緒ですよ(あまり使わないけど)

スノーバイクの跨り方と足つきについて(自立します)

通常のバイクとスノーバイクの1番の違いは「スノーバイクは自立する」という事です(停車時にサイドスタンド不要)

何故なら、前輪のスキー板と後輪のキャタピラにはそれなりの幅があるので、停車しても倒れず自立してくれるからです!

なので、スノーバイクに跨る際は、通常のバイクのように左側に傾斜していない状態となるので「よっこらしょ」と若干気合を入れて乗る必要があります。

具体的にはハンドルを握って、体を前に倒しながら跨る感じです(ステップを踏んでOKです)

スノーバイク
よっこらしょ!どっこいしょ!と跨ります

スノーバイクは元々がオフロードバイクなので、全体的に車高が高い傾向にあり、更にキャタピラで車高が上がっているので、正直足つきはかなりBADな感じです、、、

その証拠に、身長173cm・スレンダーで足長なモデル体型・GSでも余裕の足つきの僕でさえ、両足の爪先が辛うじて地面に設置する感じです(足が付かないマシンもあります)

ただし、前述のようにスノーバイクは自立してくれるので、僕の奥様のようなミニモニちゃん(身長152cm)でも、マシンに跨ることさえ出来れば、問題なく乗れるのでご安心を!

スノーバイク
小柄でもマシンに跨がれればOK(奥様は152cm)

スノーバイクの発進と停止について

スノーバイクの運転で一番コツが必要なのは「発進と停止」です!

何故ならスノーバイクは雪山を走るバイクなので、つまりは常に雪の抵抗に晒されているので、発進時はある程度のパワーが必要ですし、停車時は停車場所の雪の状況を見る必要があります。

発進時はクラッチを「スパっ!」と繋ぐのがコツで、通常のバイクのようにジンワリとクラッチを繋ぐと、、、雪の抵抗に負けてエンストしたり、雪に戻されてそのまま転倒したりします(僕は何度も発進でコケましたw)

ちなみに勿論コケ方によりますが、基本はフカフカの雪の上なので、スノーバイクはコケても全然痛くありません(前提としてプロテクター着用)

スノーバイク
クラッチはスパっ!と繋ぐ必要があります

停車時は例えば斜めっている場所だったり、雪がデコボコになっている場所だったりすると、、、停車した瞬間にゴロン、、、と雪のベッドにお休みなさいする事になります。

スノーバイクは確かに自立してくれますが、あくまでキャタピラの幅で自立している状態なので「ガッチリ自立している」わけではありません。

なので停車時は極力フラットかつ、雪がある程度積もっている場所に停めた方が安定します!

ちなみにライダーは停車時に左足を着くクセがあると思いますが、それをやると左側に倒れたりするので(バランスを崩して)違和感を感じるけど「左足を出さずに停車」が基本です。

スノーバイク
慣れないうちは停車時に転ぶ事が多々あります(奥様ゴロン、、、)

スノーバイクの走り方とコーナリングについて

スノーバイクは基本的に「オフロードスタイルの走り方」が求められます。

僕自身オフロード走行に詳しくないので、きちんと理解しているとは言いづらいのですが「基本はシートの前の方に座る、ニーグリップをしっかりする、フロントブレーキはあまり使わない、コーナリングは基本リーンアウト、段差がある場所は立ち乗りする、、、」こんな感じです。

走行中は常に雪のせいで車体がガンガン揺れますし、コーナリングも雪の抵抗で違和感が半端ないです(笑)

実際僕がスノーバイクで初めて走った時の素直な感想は「なまら怖い」でした(ガクブル)

スノーバイク
最初はちょっと怖いかもしれません

走行中のギアに関しては、通常は1〜2速、スピードが出てきたら3速、見通しの良い場所では4速まで入れることは出来ました。

コーナリングは通常のバイクと同じく、ハンドルではなく体重移動で曲がる意識(バンクします)をする事が必要で、リーンインではなくリーンアウトが曲がり易いです。

スノーバイク
コーナリングはバイクと同じ体重移動(リーンアウト推奨)

ブレーキに関しては、フロントは滅多に使う事はなく(握るとコケそうになります)リアもそんなに使う事はありません。

何故ならマシンが常に雪の抵抗に晒されているので、アクセルを緩めると勝手にブレーキがかかる感じで、僕は停車時もほとんどブレーキを使いませんでした。

恐らくですが、30分くらい走れば一通りの操作はなんとなく覚えて、1日走れば普通に走る分には問題ないレベルまで到達できると思います。

スノーバイク
最終的には「運転楽しすぎワロタ!」になります

スノーバイクの登りと下りの運転について

雪山においては度々傾斜の凄い登りや、これ垂直じゃね?と感じる下りが出現しますので、、、運転に慣れないうちは恐怖を感じるかもしれません(ガクブル)

しかし、登りに関して言えば「ギアを1〜2速に落として、前のめり気味に立ち乗りをして、アクセルをガッツリ空ければ」意外とあっさりと登ってくれます。

しかも、初めはちょっと怖いかもしれませんが、一度でも急な登りクリアする事が出来ると、めっちゃ楽しくなってきます(頼むから登らせろ!ってなりますw)

スノーバイク
奥様、登り坂を華麗にクリア(慣れるとジャンプも可能)

下りに関して言えば、結構な傾斜の下り坂(沢?)を走る機会がありましたが、想像以上にマシンは安定していました!

恐らくキャタピラの食いつきが良いのか、エンジンブレーキが強力に効いてくれるので、あまり怖さを感じる事はありませんでした。

流石に雪山を走るために生まれたマシンだぜ!と感心するレベルです!

スノーバイクに必要なライダーの装備を解説

さてさて、スノーバイクのあれこれや運転方法が分かった所で、お次はライダーの装備を解説して行きますよ!

普通に考えて「雪山をバイクで走る」なんて、相当なクレイジー行為なので、それに見合ったしっかりとした装備を揃える事が大切ですよ。

間違っても「ッフ、俺っちの鍛え上げた体なら、夏用の装備でも行けるぜ(勘違い系きらり)」なんて思っちゃダメですよ。

ちなみにスノーバイクは雪山を走る都合上、有事の際の予備ガソリンや食糧、GPSなども用意する必要があります(一般人は必ずベテランやガイドと一緒に行きましょう)

スノーバイク
マシンの後ろに予備ガソリンや食料などを積載出来ます

ウエアはインナー取り外し可能なもの、パンツはオーバーパンツがオススメ

北海道の雪山は、気温が平気でマイナス10度以下になっちゃいます(ガクブルガクブル)

今となっては僕も立派な道民ですので、マイナス10度とかを普通に捉えられるようになりましたが、本州に住んでた時は意味が分からなかったです(え?凍死しないの?的な)

しかも、そこをあろうことかバイクで走るわけですから(ライダーって本当にオ・バ・カ)容赦なく冷たい空気を浴びまくる訳です、、、

なので、スノーバイクを楽しむ際は、必ずバイク用(もしくはウインタスポーツ用)の防寒・防水仕様の冬用ウエアを用意しましょう!

スノーバイク
装備はしっかりと揃えましょう

オススメはインナーの取り外しが出来るタイプのウエアで、雪山は確かに寒いんですが、、、ぶっちゃけスノーバイクは慣れないうちは結構転んだりするので、引き起こしをする機会が多かったりします。

そんなときは一気に暑くなってしまうので、、、インナーを取り外せるタイプのウエアをお勧めします!

パンツは動き易い暖パンとかを履いて、その上からバイク用のオーバーパンツを履くのがベストかと思います(暑い時は脱げるし)

ヘルメットはピンロックシート必須

マイナス10度以下の環境で、ヘルメットをしたまま息を吐くと、、、、あっという間にシールドが真っ白けっけになってしまいます(汗)

とてもバイクの運転を出来る状態では無くなるので、スノーバイクに乗る際は必ず「ピンロックシート」を装着しましょう。

ピンロックシートとは、ヘルメットのシールドに貼り付けるプレートのようなもので、これによりシールドを二重構造とすることによって、曇りを防止出来るアイテムのことです(雨の日の曇りにも有効)

大抵はオプション品となっていますが、中には最初からピンロックシートが付いているヘルメットもあります。

ピンロックシート
これがピンロックシートです(アライの場合)
ピンロックシート
アライのツアークロス3のシールドに取り付けるとこんな感じです

なお、オフロードヘルメットにゴーグルを装着して走る場合は「電熱ゴーグル」を使うと雲らずオススメのようです。

当日一緒に走った人から教えて貰ったのですが、モバイルバッテリーでゴーグルに給電出来る様なので、ゴーグル派の人はこちらも検討の価値ありですよ!

グローブは暖かく操作性が良いものを探す

スノーバイクのグローブに関しては、極寒に耐えうる防寒性と、オフロードスタイルの運転に対応出来る操作性が必要になります。

しかし、本来この2つは相反するもので、人間で言うならばイケメンなのに性格も良い、、、まるで僕の様なパーフェクトヒューマンを求めている様なもので(サッと流して下さいな)、、、一般的にウインターグローブの欠点は「ゴワゴワして運転し難い」という認識ですよね。

ただし、最近では防寒性と運動性を兼ね備えたウインターグローブが出回っているので、多少値は張りますが検討する価値はあります。

スノーバイク
グローブは防寒性は勿論、運転のし易さも求められます

ちなみに僕はラフアンドロードの「エクストリームウインターグローブ」をチョイスしました、防寒性と運動性を高次元で両立しているナイスグローブです!

もっとリーズナブルに抑えたいライダーには、バイク用ではないですが、防寒グローブの「テムレス」をオススメします(軽い・安い・運転し易いと3拍子揃ってます)

ブーツは防水・防寒のものを用意する

まずは結論から言うと、スノーバイクのブーツ(シューズは寒いので無しです)に関しては、必ずしもバイク用である必要はありません。

スノーバイクで使うギアは1速〜3速がメインですし、そこまで頻繁にギアチェンジをする必要もないため、シフトペダルが当たる部分の強度を気にする必要はありません(勿論、頻度良く乗るなら考える必要があります)

むしろ防水性と防寒性を気にするべきで、雪は予想以上に濡れますし、マイナス10度以下だと足元から冷気が伝わってくるので注意です。

また、当然ながらプロテクション性能に優れていることが望ましく、オフロード系ブーツであれば完璧です!

ガエルネ G-MIDLAND
僕はガエルネのゴアテックスブーツ「G-MIDLAND」を履いていました

各種プロテクター類は必ず着用しましょう

スノーバイクは雪の上を走るバイクなので、ぶっちゃけ転んでもそんなに痛くはありません。

ただし「痛くない=怪我をしない」という事では無いので、プロテクターを着用しないのは危険なので絶対にNGです!

運転に慣れなうちはそれなりに転ぶのですが、場合によってはスノーバイクが体の上に倒れる場合もあるので、そんな時にプロテクターをしていなかったら、、、ガクブルガクブル、、、ですよね?

各種ウエアに関して言えば、バイク用であればプロテクターが入っているかと思いますので、その場合はそれ以外の場所のプロテクターを用意しましょう!

スノーバイク
こんな感じで木を掻い潜る場面もあるのでプロテクターは必須
ライディングショーツSOFT ブラック×グレー Lサイズ アチェルビス(ACERBIS)

荷物運搬用のバックパックも必須

スノーバイクは一日中雪山の中を走ることになるので、飲み物や食べ物、それから北海道の冬はガジェット類のバッテリーが鬼の様に減っていくので、モバイルバッテリーも必須の持ち物です。

プラスして暑くなった時に脱ぐインナーの収納場所も必要になってくるので、基本はバックパックを用意するのがオススメです。

ちなみにウエストバッグやショルダーバッグは「運転の妨げになる+収納力の問題」があるので、あまりオススメではありません。

当然ながらバックパックには防水性能が求められますので、バイク用やアウトドア用のしっかりとしたものを用意する事をオススメします!

エンデュリスタン ハリケーン
僕は完全防水バッグ「エンデュリスタン ハリケーン」を背負って行きました
エンデュリスタン ハリケーン レビュー

実際にスノーバイクで遊んでみた結果

今回僕は北海道のルスツにて、友達の友達のスノーバイクを所有している方(ややこしい)のご好意で遊ばせて頂きました!

では、まずは結論から行きましょう「スノーバイク、ウエ〜イ、最高にバイブス上がっちゃうぜ(MAXきらり)」もうこの感想に尽きますね(僕は普段ウエイウエイしない冷めた人間です)

ぶっちゃけ最初に乗った時は「ちょっと怖いかも、、、」と思いましたが、徐々に運転に慣れて山道を走った時には、既にどっぷりとハマっておりました!

スノーバイク
こんな景色の中を走ったら絶対にハマるから!

スノーバイクは一応バイクではあるんですが、バイクとは違った独特の浮遊感の様なものがあり、パウダースノーを切り裂きながら走る感覚はクセになります!

単純に運転自体が楽しいのもありますが、北海道の冬の景色はとにかく美しく、とにかく走っているだけで楽しいです。

コレは本当に断言しても良いんですが、ライダーなら絶対に、あ〜絶対に、スノーバイクに100パーセントハマると思います!

数あるバイクの楽しさの中で「非日常感」はかなり大きなウエイトを占めていると思いますが、スノーバイクは正に非日常感を2万パーセント味わうことが出来る乗り物でしたYO。

スノーバイク
スノーバイクの非日常感はマジでやべーっす!

今回のまとめ(スノーバイク動画あり)

スノーバイクはまだまだ一部の人しか知らないニッチな遊び故に、色々とコストが掛かる事が難点ではありますが、、、それを差し引いても僕は体験する価値が大いにあると声を大にして言いたいです!

え?ライダーなのに夏しかバイクに乗ってないの?、、、ッチッチッチ、そこのスズ菌ライダーさん、バイクは冬こそ乗るべきものですよ?

さぁ、あなたもスノーバイクを覚えて、365日バイクシーズンINしちゃいましょう!

最後に僕がスノーバイクに乗った日の動画を貼っておくので、コレを見て「うあぁ、スノーバイクやばくね?今すぐ乗りたいけど、、、冬が終わってた、、、」と悶々として頂ければ幸いでございます。

さすライダーのおすすめサービス

月額980円でバイク雑誌が読み放題
Kindle Unlimited

ライダーに人気のバイク雑誌「BikeJIN、単車倶楽部、Motorcyclist、ダートスポーツ、カワサキバイクマガジン」などが月額980円で読み放題!しかも今なら30日間無料で体験できますYO

面倒な営業電話ラッシュなし!
モトメガネバイク買取

ネット上で簡単に一括査定を申し込んで、高額な査定結果を出した2社とだけ交渉すればいいので楽チンです!一括査定申込後の面倒な営業電話ラッシュにうんざりする必要はありませんYO
シェアしてくれると嬉しいYO

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA