どもです、さすライダー(@SasuRider0420)です( ・∇・)
冬でも遠慮なくツーリングに出て、寒い中バイクで走る僕、、、きらり、、、なナルシーな僕は、季節を問わず1年中ツーリングを楽しんでいます。
特に冬は、走り出すまでは億劫ですが、空気が澄んでいて景色が綺麗な上に、どこも人がまばらで空いているので(平日はガラガラ)夏に次いで好きなツーリングシーズンです。
もちろん、ただ寒いだけなら辛いだけですが、寒さに耐えられる装備があるから走ることが出来ます。
そう、、、電熱ベストというスペシャルアイムがあればね(きらり)
今回は、以前デイトナ製の電熱ベストを試したところ、すっかり電熱ベストにどハマりしてしまった僕が、あろうことか中華製電熱ベストにチャレンジするという企画です(頼むから爆発しないでね)
コンテンツ
コスパ最強の「Vinmori 電熱ベスト」とは?
今回僕が手に入れた電熱ベストは「Vinmori」という名のメーカーの電熱ベストです。
「Vinmori」は、いわゆる中華ガジェットメーカーで、主にAmazonの販売をメインとしている会社です。
この手の電熱ベスト(ヒーターベスト)を数多く手がけている会社で、ユーザーレビューを見る限りは評価は上々です。
中華ガジェットの一番のメリットは「コスパの良さ」ですが、今回レビューする「Vinmori 電熱ベスト」も例外なくコスパに優れています。
電熱ベストはメーカーを問わず、ある程度の価格がするものですが「Vinmori 電熱ベスト」は1万円でお釣りが来る、実に財布に優しい電熱ベストです。
しかし、中華ガジェットは安い代わりに壊れやすく、この価格なら仕方ないという妥協点を見つけて使うもので、性能が良すぎる優等生を嫌う僕は、そこが好きなポイントだったりします(笑)
だがしかし、実際に「Vinmori 電熱ベスト」を使ってみると、これが意外にもかなりまともな、、、いや優れた電熱ベストでした(中華ガジェットへの偏見をお許しください)
いざ「Vinmori 電熱ベスト」の開封の儀
Amazonから新しい商品が届いたら、まずは開封の儀を執り行います。
中華ガジェットは、全体的に梱包が雑なことが多いですが「Vinmori 電熱ベスト」は、メーカーのロゴ入りの、ちゃんとしたエアパッキン袋に梱包されていました。
恐る恐る(?)封を切ってみると、中から出てきたのは本体と説明書(日本語あり)見慣れないUSB機材と、まさかの洗濯ネットでした。
説明書を見ると、どうやら謎のUSB機材は、通電状況を計測するガジェットのようで、モバイルバッテリーが電熱ベストに必要な電力を供給しているか否かを測定するモノのようです。
ガジェット好きとしては、なかなか萌えるモノが入っていたので嬉しかったですが、それ以上に驚いたのは、ご丁寧に洗濯ネットが入っていたことです。
電熱ベスト、広く言えばアパレル用品に洗濯ネットが入っている商品なんて、今まで一度も見たことがないので、早速魅惑の中華攻撃にやられてしまいました。
電熱ベストなんて、付属品は基本ないに等しいものですが「Vinmori 電熱ベスト」には、2つも変わった付属品が入っていました(萌え萌え)
「Vinmori 電熱ベスト」の仕様や使い勝手について
無事に開封の儀を済ませたところで、早速「Vinmori 電熱ベスト」の仕様や使い勝手についてレビューしていきたいと思います。
予想以上に良い商品でしたので、かなりの長文(いつもだけど・笑)レビューになります。
電熱ベストのカラーは2種類、サイズは3段階に調整可能
「Vinmori 電熱ベスト」には2つのカラーがあり、一つは僕が今回チョイスした「ブラック」と、爽やかなイメージの「グレー」があります。
サイズについては「S〜L」のような、サイズ別商品があるわけではなく、電熱ベストの両サイドに付いているジッパーで、3段階にサイズ調整が出来るユニークな作りになっています。
サイズ別に商品を作るとなると、それだけでコストが嵩むので、これは利便性的にもコストダウンという意味でも、ユーザーにも販売元にもメリットのある作りだと思います。
サイズ感としては、一番小さいサイズに設定して、身長173cmで体重52kgという痩せ型の僕で、やや余裕ありのピッタリサイズ、身長153cmの体重ピーピーkgの妻で、本当にピッタリというサイズ感でした。
少なくても男性ライダーなら、僕より痩せ型の人は滅多にいないと思うので(笑)スリムな方も問題ないですし、あと2段階広げられるので、大柄な人でも問題ないと思います。
また、首回りが長いので、首がすっぽり覆えるのは暖かくてナイスでした(僕の身長で首元まで覆えました)
ヒーターユニットは背中の3ヶ所にある
「Vinmori 電熱ベスト」のヒーターユニットは、背中の3ヶ所にあります。
背中の下の方の左右と、背中の真ん中のやや上あたりにひとつあります。
特に背中の下の方の左右のヒーターユニットは、暖かさを感じやすい場所なので「お、電熱ってますな」を実感しやすいです。
電源はモバイルバッテリーのみの割り切り型
「Vinmori 電熱ベスト」への電力供給はモバイルバッテリーのみで、USBの接続コネクタは左のポケットのみに入っています。
つまり、デイトナの電熱ベストのように、バイクのUSBコネクタから電源を取るということは出来ません(出来そうな気はしますが、自己責任です)
なので、僕のように長期に渡ってバイクで旅に出る癖がある人は、モバイルバッテリーの充電という問題が出てきます(複数個持っていくのは面倒だし)
ここはデメリット言えばそうですが、割り切って価格に転嫁したとも言えるポイントです。
また、モバイルバッテリーなら何でも使えるという訳ではなく「5V・2.1A以上の出力」が必要になります。
そして、ここで満を持して登場するのが、付属品のUSB通電状況チェッカーで、これを介してモバイルバッテリーと電熱ベストを接続すると、出力状況が確認できます。
どうやら、僕のモトローラー製の非売品(きらり)モバイルバッテリー君は、このテストに無事に合格できたようです(5V以上の出力が確認できました)
電熱ベストの暖かさは5段階に調整可能
「Vinmori 電熱ベスト」の暖かさは、電源ボタンを押して5段階に調節できます(電源オンとオフは長押しです)
余熱(40度)・低温(50度)・中温(60度)・高温(70度)・超高温(80度)から選ぶことができて、あくまで感覚的なものですが、バイク用として使うなら高温か超高温、秋冬のキャンプ場なら中温か高温、家の中で使うなら低温か中温です(個人の寒さ感覚に左右されます)
各温度によって、電源ボタンの色が変化するのですが、この色分けがちょっと分かりにくく、慣れるまでは「今何モードだっけ?」状態になります(2019年モデルからは3段階に変更になりました)
裏地の着心地がよく電熱なしでも暖かい
はじめて「Vinmori 電熱ベスト」の裏地を見たときは、その見た目から「ま、まさか、バイク用の高い冬用ジャケットのインナーに使われている、チタンスパッタリングを使ってる?」と驚きましたが、Amazonの商品ページの説明欄を見てみると「メザニン網」と書いてありました(知らない素材です)
いやいや、この価格でチタンスパッタリング加工がされていたら、それこそコスパが最強というか宇宙です。
しかし、熱伝導性に優れた素材なのは間違いなく、何より肌触りがとても良いので、ベストの着心地が良いのが高ポイントです。
そして、電熱機能をオフにしても、普通に暖かいベストとして使えるのもナイスです。
洗濯機での丸洗いにも対応
洗濯ネットが付属していたので、これは容易に想像が出来ましたが「Vinmori 電熱ベスト」は洗濯機の丸洗い対応しています。
この手のものを、洗濯機で洗う場合の例によって「中性洗剤+手洗いモード(ソフトモード)」指定です。
僕はまだ使い始めて間もないので、洗濯は未経験ですが、身に付けるものなので、洗濯できるのは素直に嬉しいポイントです(洗濯ネットは純正以外でもOKです・笑)
実際に秋のキャンプツーリングで使ってみた
2018年の10月、中国・四国エリアにキャンプツーリングに行ってきました。
そして、その出発日に、なんと「Vinmori 電熱ベスト」が家に届いたので、慌ててトップケースに突っ込んで出発しました。
しかし、10月の中国・四国エリアは寒いと思いきや、日中は余裕で20度オーバー、朝と夜も15度以上はあったので、あまり「Vinmori 電熱ベスト」を使う機会はなかったですが、それでも持って行って良かったと思います。
ドッカン系ではなくジンワリ系の温まり方
「Vinmori 電熱ベスト」をはじめて使ったのは、四国の無料キャンプ場で、当日は気温が16度くらいでした。
日が落ちるにつれて、肌寒くなってきたので、しまむらの500円長袖の上に「Vinmori 電熱ベスト」を着て電源を入れてみました。
はじめは「あれ?電源入ってる?」と思いましたが、徐々に徐々にじんわり暖かくなってきました。
電源入れたら速攻ドッカン!ではなく、じんわり優しく温まる感じです。
なので、バイクで使う場合は、乗車前にあらかじめ電源オンにして、温めておくのが良いと思います。
暖かさとしてはちゃんと実感できるレベルで、素直に暖かい!と思いました。
バッテリーの減りは若干早い
僕が使ったのは、容量4000mAhのバッテリーですが、高温モードで使ったところ、30分ほどでバッテリーが底をつきました。
その日は高温にする寒さではなく、あくまでテストとして使いましたが、単純計算で今主流の10000mAh前後のバッテリーなら、高温モードで1時間半程度のバッテリーの持ちかと思います。
ただし、これはモバイルバッテリーの性能や電熱ベストとの相性、外気温にかなり左右される数値なので、あくまで参考程度に捉えてください。
中温モードなら恐らく、10000mAh前後のバッテリーで、3時間前後の持ちかなとは思います。
折りたたむと意外とコンパクト
前述の通り、ツーリング出発当日に商品が届いたので、なんの気遣いもせずにトップケースに突っ込んで持っていたんです。
つまり、直近で荷物が増えてしまったので、パッキングが面倒になると思いました。
結果としては「Vinmori 電熱ベスト」は折りたたむと意外にもコンパクトなので、最終的にはGS号のサイドケースにMacと一緒に収まりました。
衝撃に弱いものを運ぶ際に、タオル的な位置付けで収納できるのが好印象でした。
日常ユースでも役に立ちそう
僕は今回キャンプツーリングで「Vinmori 電熱ベスト」を使いましたが、これは日常ユースでも、いや、日常でこそ活かせる商品なのではと思いました。
長旅ではネガティブ要素になり得るモバイルバッテリーだけの電源供給も、日常ユースなら問題ないですし、使う温度帯は日常なら中温モードくらいまでだと思うので、そもそもバッテリーの持ちも良いと思います。
実際、うちの台所には暖房器具がないのですが、寒い日に妻に「Vinmori 電熱ベスト」を貸してみたところ、暖かく快適に料理ができたそうです(笑)
毎日の通勤や通学はもちろん、冬の間はバックに常に忍ばせておくと、かなり役に立つと思います。
実は今、部屋の気温が12度くらいですが、僕はエアコンが苦手なので「Vinmori 電熱ベスト」を着てこの記事を書いています(本当です、そして快適です)
爆発炎上はしません(笑)
ツーリング中にキャンプ場で「Vinmori 電熱ベスト」を買って、今使っていることをツイッターに投稿したら、、、フォロワーさんから「中華製は爆発炎上する」と言われ、チキンな僕はかなりビビりました。。。
まぁ、確かにそういう話はよく聞きますし、実際に中華ガジェットで爆発炎上するものがあるのは確かですが、しかし、僕は既に数十回はこの電熱ベストを使っていますが、とりあえず爆発炎上はしていません。
少なくても、Amazonで売っている商品は、何か問題があるとAmazonから速攻で商品ページが消されるので、爆破炎上の可能性は無いと思います(あったら僕は今記事を書いていません・笑)
Vinmori 電熱ベスト」のレビューまとめ
バッテリーの持ちの問題はありますが、1万円を切る価格でこの性能は素直に素晴らしいと思います。
そもそもこの製品はバイク用というよりは、アウトドアや日常ユースにフォーカスしている商品です。
僕がたまたまライダーなので、バイクツーリングという観点でレビューしているだけで、日常ユースならかなり使える商品なのは間違いないです。
バイク用として使う場合は、暖かさは申し分ないので、こまめに電源のオンオフをしたり、必要以上に高い温度を設定しないなど、バッテリーに優しい使い方をするという前提で、出来れば容量が10000mAh以上のバッテリーを2本以上持ち歩くのがベストかと思います。
キャンプ場では、少なくても15度くらいまでは、電熱をオンにしなくても着ているだけで十分暖かいです。
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