こんにちわ、さすライダー(@SasuRider0420)です。
僕は昔、いかにもバイク的な、派手派手でゴツ目のバイク用品を選んでいましたが、もう年齢も年齢なので、、、最近は大人しい、渋カッコいいものを選んでいます。
ぶっちゃけ、普段着は自他共に認めるダサさ(笑)なので、せめてバイクに乗っている時くらいはオシャンティでいたいものです。
そしたら今年(2019年)の夏、まさにこの条件に見合った、大人の渋カッコいいライディングジーンズをゲッツしたので、約4ヶ月くらい使った感想を述べたいと思います。
なお、これから詳しく解説していきますが、今回感想を述べる商品は「PMJライディングデニム ダカール」という商品です!
コンテンツ
PMJライディンデニムってどんなジーンズなの?
PMJライディングデニムは、2019年6月に輸入バイク用品を扱う「ジャペックス」さんから発売された、イタリア生まれのライディングギアです。
ライダーとしては、イタリアといえばドゥカティやモトグッチなど、バイクの聖地というイメージですが、実はデニムの聖地でもあるんです!
そのイタリアのデニムの聖地「デニムバレー」で作られたデニムが「PMJライディングデニム」です。
PMJはもともと著名なデニムファッションブランドですが、そこにラインディングギアとして必要なエッセンスを盛り込んだ商品が、PMJライディングデニムという訳です。
なので、ファッションブランドとしてのデザイン性と、ライディングギアとしての性能が高次元で融合している、、、つまり、ファンションセンスが皆無な僕に、勝手にオシャンティ感を与えてくれて、でもちゃんとバイク用品!というとっても良い娘ちゃんなんです(笑)
PMJのプロテクション性能について
PMJライディングデニム(以下PMJ)は、そのおしゃれでカッコいい見た目にフォーカスされがちですが、実はそれ以上に特徴的なのが「高いプロテクション性能」です。
、、、いやいや、バイク用品なんて、どれもプロテクション性には気を遣ってるでしょ?、、、確かにそうなんですが、PMJのプロテクション性の高さは、ある意味「狂気の沙汰レベル」です。
何故なら、あくまでジーンズのくせに(失礼ながら)なんと!サーキット走行が可能なレーシングスーツ並みのプロテクション性を備えているからです!
ちなみにこのスペックは、後から説明しますが「フラグシップモデルのPMJチタニウム」の場合ですが、それ以外のモデルもかなりの高プロテクション性を秘めています。
そもそもヨーロッパは、ライディングギアのプロテクション性に対してシビアなエリアで、基準が厳しいことで有名な「CE規格」の発祥の地でもあります。
PMJはその「CE規格」の高い基準を余裕でクリアしており、非常に高いプロテクション性があることが実証されています。
では、何故PMJのプロテクション性が高いのかといえば、、、なんと!防弾ベストに使われている「トワロン」という素材を裏地に採用しているからです!
防弾ベスト、、、つまりPMJを履くと、、、あのトム様のように、ミッションインポッシブルばりにバイクに乗りながら銃撃戦が出来る?、、、訳ではありませんが、、、かなりヤバ目の素材を使っていることは間違いないです。
そして、さらにさらに、PMJにはイギリスの世界的なプロテクターメーカー「KNOX(ノックス)」のCE規格プロテクターまで装備されています。
防弾ベストの素材と、CE規格プロテクターのコラボ、、、このスーパー頑丈コラボレーションにより、PMJは世界一安全なライディングデニムである!と言えます。
、、、あ、でももちろん、、、一番のプロテクション性能は、あなたの安全運転マインドですよ(きらり)
PMJの豊富なラインアップについて
PMJライディングデニムはラインアップがとても豊富です!
特に女性ライダーの皆さん、バイク用品って男性用は多いけど女性用が、、、安心して下さい、履いて、、、じゃなくて、ちゃんとレディースモデルもあります(イタリアはレディーファースト大国です)
さて、そんなPMJのメンズラインアップは、レース仕様の一番プロテクション性能が高いチタニウム、オフロード仕様のダカール、カジュアル仕様のレジェンドとシティ、エントリーモデルのライダー、カーゴパンツ仕様のサンティアゴの計6点です(僕はダカールをセレクト)
続いて、麗しきレディー向けのラインアップは、カジュアル仕様のスキニー、カーゴパンツ仕様のサンティアゴの2種類になっております。
PMJのサイズ選びについて
PMJに限らず、輸入バイク用品を選ぶ上で最大のネックになるのが「サイズ選び」です。
なんせ、日本人向けに作られている訳じゃないし、サイズ表記が日本と違うし、、、なんですが、結論から言うと僕はぴったりのサイズをゲット出来ました!
ぶっちゃけ、これには僕自身が驚いていて、、、僕は身長はそれなりにあるんですが、超スマートな体型(きらり)なので、、、身長的にはLサイズでも、ウエストがSサイズ、、、みたいな感じで、日本のバイク用品でも滅多にぴったりなサイズが無いんです、、、涙
なので、輸入物のバイク用品で、ぴったりなサイズがあるとは驚きました!ってことで、PMJのサイズ選びを解説していきますよ。
PMJのサイズ(メンズ)は、モデルにより「28インチ〜36インチ」まであるのですが、正直これは「USサイズ」なので、何のことやらさっぱりです、、、
しかし、発売元のジャペックスさんのページに、PMJ各モデルの丁寧な「日本人換算サイズ表」があるので、それを見れば自分に合ったサイズを選ぶことが出来ます。
参考までに、僕が選んだダカールのサイズは表はこんな感じです(下の画像)
例えば僕は身長173cm、ウエスト71cmですが、ダカールの30インチがぴったりでした。
なので僕のような細身の日本人でも、PMJは合うサイズが有りますので、まずは気になるモデルのサイズ表をジャペックスさんのページで確認してみましょう!
→ジャペックスさんのPMJラインアップページ(各モデルをクリックするとサイズ表あり)
PMJライディングデニム ダカールの詳細レビュー
さてさて、ここからは僕が実際に履いている「PMJライディングデニム ダカール」の詳細レビューをお届けします。
なお、モデルが違っても基本構成は似ているので、他のPMJが気になる方も参考になる内容だと思います。
ちなみに、何故数あるPMJラインアップの中から「ダカール」を選んだのか?GSに乗ってるのにオフロードを走らない(爆)僕が、オフロード仕様のダカールを選んだのか?
この問いについては、、、ジャペックスさんのPMJのページに、、、GSとイケメンがダカールを履いている写真があったからです(きらり)
僕は何でもイメージから入る人間です!(僕もイケメンだし、GSだし、、、)
いざ!PMJダカール開封の儀
ジャペックスさんから届いた段ボールを開けてみると、カッコいい収納袋に入ったPMJダカールが出現しました。
ちなみに中身は本体と説明書と、KNOXの腰と膝の左右のプロテクター(膝は装着済み)で、説明書はイタリーと英語でした。
僕的には収納袋が気に入ってしまったので、ツーリング中のお風呂用品入れとして活用しております(笑)
PMJダカールの初見と各部について
まずはパッと見て、素直にカッコいいと言えるデザインがナイスです!ちなみにどちらかと言えばスリムな形状です。
シンプルで飽きのこないデザインで、ウエストにさりげなく入っている「PMJ」のロゴがいい感じです。
世の中の大抵の良いものは、見て触った瞬間に何となく分かるもので(例えばApple製品とか)あ、これはイケてるジーンズだな!と確信しました。
万が一転倒した際に、ヒットしそうな場所はちゃんと補強されていて、さすがCE規格をパスしているだけあります。
それと裾の部分に行くにつれて、ジーンズの幅がタイトになっているので、後で説明しますが「ブーツイン」がとてもしやすい設計になっています。
PMJダカールの履き心地について
僕がPMJダカールを履いてみて一番驚いたのは「履き心地がソフトなこと」です!
もともとジーンズは硬めの履き心地のパンツですし、それがCE規格をパスしているガチものなら、、、絶対に履き心地はタイトだと思っていました。
しかし実際は柔らかと言うか何と言うか、、、少なくてもバイク用品的なタイト感はかなり薄めです。
PMJダカールは体にスッと馴染むと言うか、下手な一般のジーンズよりよっぽど履きやすいと思います(普段着にしたいレベルです)
しかも、ライディングに適したストレッチも効いているので、乗車中にどこかが引っ張られる感じもありません。
それでいて、要所要所がきちんと守られている感もあるので、僕は一発で気に入っちゃいました!
PMJダカールのプロテクターの脱着について
PMJダカールは、左右の腰と膝にKNOXのプロテクターを装着することが出来ます。
どちらも脱着式のプロテクターで、このうち膝は最初から入っているので、まずは腰プロテクターを装着する必要があります。
腰プロテクターの装着は、ダカールの左右の腰の内側にあるベルクロに、バリバリ部を貼り付けるだけでOKです!
ちなみにバリバリ部はある程度の長さがあるので、貼り付ける場所でプロテクターの位置を調整することが出来ます。
いろいろな位置を試した結果、僕はプロテクターのバリバリ部の一番上をベルクロに貼り付けるのがしっくりきました。
次に膝プロテクターの脱着ですが、これはジーンズの足を入れる部分に己の手を突っ込んで、おりゃ!っと裏返しにする必要があります。
すると、膝部分にプロテクターが入っているポケットがあるので、腰パッドと同じくベルクロで貼り付いています。
ちなみに膝の方はプロテクターのバリバリではなく、ポケット内のベルクロの方が長さがあるので、そこに貼り付ける場所によって位置を変えることが出来ます。
僕の場合は、プロテクターポケット内のベルクロの一番上から、親指ひとつ下げた場所が膝プロテクターのベスポジでした。
あ、膝プロテクターを外して再度取り付ける際は、取り付ける向きと裏表に要注意ですよ、、、つまり、ぶっちゃけ膝プロテクターの脱着はちょっと面倒です、、、笑
PMJダカールとブーツの相性が抜群な件について
前述の通り、PMJダカールはジーンズの裾の方にいくにつれて、幅がタイトになっていきます。
これはバイク用ブーツを履く際にとてもナイスなポイントで、特に気を使わずナチュラルにブーツインする事が出来ます!
ダカールはオフロード仕様のジーンズなので、恐らくオフロードブーツを履くライダーが多いという前提の作りなんでしょう。
、、、と言いながら、僕はオンロードブーツなんですが、、、笑
PMJダカールは多少の雨はOK
まず前提として、ダカールに限らずPMJは全て「非防水仕様」なので、雨が降ったら(出来れば降る前に)レインウエアを着るのが基本です。
しかし、ツーリング中の小雨だったり、これはすぐに止むな!って雨の場合は、いちいちレインウエアを着るのが面倒だったりするわけです。
結論から言うと、多少の雨ではPMJはすぐには浸水しませんので、あくまで自己判断ですが、、、僕は小雨程度ならそのまま走ってます。
ちなみにちょっと濡れたぐらいなら、意外にも乾くスピードが速いので、あっという間にドライに元通りです!
PMJダカールはインナーを履けば寒い日もそれなりにイケる
プロテクション性が高いと言うことは、それだけ生地の機密性が高いとも言えます。
それこそPMJは防弾ベストに使われる素材も使っているわけで、となればある程度の防風効果もあるはずです。
北海道の10月、気温が日中12〜15度くらいの日に、スポーツ系インナータイツの上にPMJダカールを履いて走りましたが、全然寒くなかったです。
恐らくですが、起毛系のインナータイツを履けば、気温10度前後くらいまではいけるんじゃないかと思います。
PMJはてっきりサマーシーズン限定のものだと思っていたので、これはなかなか嬉しい誤算でした!
PMJダカールのイマイチなポイント
さてさて、PMJダカールを思い切り褒めちぎったところで、最後は落とそう、、、と言えるレベルではないですが、イマイチなポイントも述べてみようと思います。
ぶっちゃけ有り余るメリットに比べれば、どれも些細なことだらけですが、、、
まずは膝プロテクターの脱着ですね、これは出来れば、、、膝の表部分にジッパーなんかで取り外し可能なプロテクターポケットをつけて、ジーンズを裏返さないで脱着できる機能が欲しいです。
プロテクターの位置を決めるまで、何回もジーンズを裏返すのが面倒だし、、、僕的には普段着として使いたいくらいPMJダカールが気に入っているので、そんな時に速攻プロテクターを外せる機能があると最高です(はい、今から普段着モ〜ド!的な感じで)
あとは、これはイマイチなポイントいうより期待を込めてですが、次回作では防水仕様だったり、防寒インナーの脱着が出来るツアラー的存在のモデルが出て欲しいです!
今回のまとめ
日本での知名度はまだまだですが、PMJライディングデニム、これは間違いなくこれから「バズる」スペックを秘めています!
見た目がいい、プロテクション性がいい、なのに履き心地がいい、ラインナップが豊富と良いところを挙げたらキリがありません。
コスパがいい!気軽に買える!という価格ではないですが、輸入物バイク用品としては良心的な価格だと思いますし、良いものを長く使うという考えなら、それこそ結局コスパがいいと思います。
僕はかなり気に入っているので、これからも末長く使っていこうと思います!気になる方は是非PMJを履いてみて下さいね( ´∀`)
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