どもです、バイクというアナログな乗り物が大好きな、スマホ依存症のデジタリアンこと、さすライダーです(@SasuRider0420)です。
とにかく何時でもどこでもスマホをいじる僕にとって「バッテリー問題」は昔から死活問題の一つですが、現在はそれに加えて職業柄撮影機材もあるので「ツーリング中の電源確保」は非常に重要なセグメントであります!
もはや「一体何個モバイルバッテリーを持ち歩けばいいんだ?」ってな感じですが、ところが突如まるでマトリックスのネオのような救世主を見つけてしまった次第です。
その名も「Jackery ポータブル電源 300Plus」ツーリングやガレージライフに役立つライダーの強い味方ですYO
この記事の情報は2023年12月時点のものです。商品の仕様や価格などは変更となる場合があります
コンテンツ
Jackeryとは?ポータブル電源とは?
さてさて、まずはJackeryってなんぞ?それとポータブル電源って何それ!?美味しいの?ってな素朴な疑問にお答えさせて頂きますYO
Jackery(ジャクリ)とは2012年にアメリカはカルフォニアで誕生した「グリーンエネルギーをあらゆる人に、あらゆる場所で提供する」という、今で言うところのSDGs的なミッションを掲げて誕生した企業です。
2016年に世界初の「アウトドア用ポータブル電源」を発売したことで、Jackeryは一躍有名な存在になり、現在ではその筋のリーディングカンパニーと崇め奉られております。
ちなみにポータブル電源とは、例えるなら「超大容量のモバイルバッテリー」のことで、従来のスマホやガジェットなどの充電(DC電源)に加えて、家電製品も使える「AC電源」も備えていることが最大の特徴です!
Jackery ポータブル電源 300Plusをレビュー
Jackeryには現在12種類のポータブル電源がありますが、今回僕がチョイスしたのは「Jackery ポータブル電源 300Plus」です(借りちゃった、えへ)
理由は単純明快「大きさ的にバイクに積めそうだから」で、尚且つバッテリー容量・出力ともに必要十分な性能であることも選んだ理由です!
ちなみに商品名の「300Plus」の300という数値はバッテリー容量を示しており、例えばこれが400なら約400Wh、1000なら約1000Whのポータブル電源ですYO、ってな感じです。
これがどことなくR1200GSやセロー225的な「バイクの名称+排気量」に近いネーミングシステムなので、ライダー的には親しみやすいかもしれません(ニヤリ)
開封の儀と付属品
おそらくKTMのバイクに乗っているライダーなら、漏れなくハァハァするであろう鮮やかなオレンジカラーのパッケージを開封すると、中から出てきたのは「本体・電源コード・トランスジャック(変換アダプタ)・説明書一式」でございます。
基本的にこれ以外に別途必要なものはないので、手に入れたその日からポータブル電源が使えちゃいますYO
バッテリーのスペック
300Plusのバッテリー容量は「288Wh」で、定格出力は「300W」となっております。
これは例えばスマホなら約18回くらいは満充電できる容量で、MacBookなどのノートPCなら2回、それからテレビなら4.5時間、電気毛布なら4時間くらいは使えるスペックです!
流石にドライヤーやケトルみたいな、高出力を要求される家電製品は使えませんが、ツーリング用途なら十分過ぎる容量だと思いますYO
特に電気毛布が使えるのは、秋冬のキャンプツーリングでめっちゃ重宝しそうです。
ちなみに300Plusのバッテリーは長寿命かつ高性能な「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しており、約3,000回の充放電サイクルで、毎日使っても10年以上は使える有能さです(素晴らしい)
サイズと重さ
お次はライダーなら誰もが気になるサイズと重さですが、まず300Plusのサイズは「230x155x167mm」です。
、、、って、ぶっちゃけ数値だけ示してもさっぱり分からない思うので、ここはライダーのバイブル「ツーリングマップル」を使ってサイズ感をお伝えします!
結果としては300Plusの前面(後方)、それから上面(底面)がまさにツーリングマップルのサイズという結果でしたYO
ツーリングマップル様のお陰で、おそらくライダーならザックリと300Plusのサイズ感が分かったと思うので、お次はこれまた気になる重さですYO
ってことで、300Plusの重さは約3.75kgとなっておりまして、これはライダー定番のツーリングテント「コールマン ツーリングドームST」とほぼ同じ重さです(STは約4kg)
ぶっちゃけ、お世辞にも軽いとは言えない重さですが、しかし「ツーリングテントくらいの重さ=バイクに積載できる重さ」であることはこれで確定ですよね。
ちなみに実際に持ってみた感想としては「思ったほど重くない」ってな感じで、折りたたみ式の持ち手があるので持ち運び易いです♪
バイクへの積載チェック
なるほど、数値的なサイズと重さとしては大丈夫っぽいけど、やはりバイクは実際に積んでみてなんぼ!ってことで、バイクへの積載チェックをしてみましたYO
しかしながら、誠に遺憾ではございますが、今回自宅に300Plusが届いた時点で、北海道は既に雪景色と化していたので、、、あくまで積載「チェック」であることをご了承ください。
ってことで、まずはGSのサイドケースとトップケースに300Plusを入れてみましたが、これが全く問題ナッシング、あ〜余裕のよっちゃんで収まりましたYO
ちなみにケースに入れる際に何も気にせず、ましてや蓋の締まりなんて一切気にせず、ただ普通にちょこんと置くだけでOKでした。
サイドケースもトップケースも、300Plusを入れた状態でまだまだスペースに余裕があるので、例えばキャンプ道具と一緒に持って行くのは十分可能だと思いますし、決して「GSのデカいケースだから入った」わけではありません(ギリギリじゃないので)
そして「走行中の振動で故障するんじゃ?」という正論 of 正論に対しては「300Plusは0.9mの高さから3回落下しても問題なく動作する、UL94V-0認定規格」を取得しているから恐らく大丈夫ですYO!というのが僕の見解です。
もちろん実際に積んで走ったわけじゃないので、あくまで想像の域を出ない見解ですが、例えば「タオルなどの緩衝材となるものを一緒に入れておく」などの電子機器をバイクに積載するにあたっての当然の対策をすれば問題ないと思います!
ちなみに容量32Lのシートバッグ(エンデュリスタン トルネード2ドラムバッグMサイズ)にも300Plusは余裕で収まったので、G310Rみたいなネイキッドや、セローちゃんのようなオフ車にも積載できちゃいますYO(300Plusは非防水なので防水バッグ推奨)
操作方法
300Plusの操作方法は非常に簡単で、まずは本体を充電してスイッチオン、あとは充電または使いたい機器により、DC or AC電源のスイッチを入れて該当のコネクタを差し込むだけです。
本体の充電はこれまたKTMライダーには堪らない、付属のオレンジカラーの電源コードをコンセントに繋いで行いますが、大容量バッテリーだからそれなりの時間が必要ですよね(ぴえん)、、、ってなわけではなく、Jackery独自の「ChargeShield技術」でなんと!2時間でフル充電できちゃいますYO
そして、今回はお借りしてないのであくまで紹介ですが、オプションのソーラーパネルを使えば太陽光充電も可能です(=キャンプしながら充電可能)
ちなみに充電中はディスプレイにパーセンテージが表示されますが、これがなんとなく某アーマードコアっぽくって、個人的に萌え萌えした次第です。
充電完了後はディスプレイの左側にある「POWER」を押すと電源が入り、再び長押しするとOFFになるというガジェット定番の仕様です。
そして、ディスプレイの右側にある「LIGHT」を押すとLEDライトが使える仕様で、1度押しだと点灯、2度押しだとSOS点滅となりますYO
例えばスマホとかタブレットとか、それからスマートウォッチとかはDC(直流)電源で充電するので、これらやDC対応機器を充電・または使用する場合は「DC電源ボタン」をポチッとな♪っと押します。
これで300PlusのDC電源が使えるようになるので、あとは「USB-Aコネクタ、USB-TypeCコネクタ×2」そして車で言うところのシガーソケット「DC12Vソケット」に該当機器のケーブルを差し込めば充電または使用できますYO
ちなみに定格出力の300Wを超えない限りは、複数機器の同時充電・使用が可能です!
お次は家電製品などのAC(交流)電源機器を使用または充電する場合ですが、これは「AC電源ボタン」を押して、あとはコンセントに該当機器をぶっ刺せばOK牧場です。
ただし、300Plusは主にドライヤーなどの熱を発する高出力な機器は使えないので、そこはYO注意です。
ちなみに使えない機器を接続すると、通電が自動的にストップするので、よほど変な使い方をしない限りは安全です(優秀)
僕は試しにワークマンの電熱ベストのバッテリーを充電してみましたが、実はあれの充電ってACアダプター(コンセント)なので、、、ツーリング先でモバイルバッテリーでは充電できないのでこれは助かりますYO
さて、きっとここまでの説明を読んだ皆さんはこう思ってますよね「ところで、AC・DC電源の同時使用はできるんかい?」ってね。
そこはなんといっても天下のリーディングカンパニー「Jackery」様のポータブル電源ですので、もちろん可能ですよ奥さん!しかも、今買うならもう一個お付けしますよ?
、、、残念ながらもう一個は別途購入の必要がありますが、今までテントの中でちまちまとモバイルバッテリーを使って、色々な機器を充電したり使ってきた僕と皆さんにとって「AC・DC機器の同時充電・使用可能」という脳筋パワープレイは非常に魅力的ですよね、ウェ〜イ!
ガレージライフでも役立つことが発覚
今回300Plusを色々と試していて、ふと気が付いてしまったことが「これってガレージライフでも使えるんじゃね?」ってことです。
例えば電動式のエアコンプレッサーを動かしたり、はたまたバッテリー充電器を使ってみたりと、持ち運べる電源があれば色々と出来そうじゃないですか?
とはいっても、僕の家にはバイク10台は余裕で入るであろう、電源付きの大型ガレージがあるので、特に不便を感じていませんが(えへ)あくまでこれは特殊な環境と理解してますので、普通は「電源のあるガレージ」なんてなかなか無いですよね。
ってことで、300Plusで電源のあるガレージライフを試してみましたYO
まずは若干減ってるG310Rのタイヤの空気圧を入れるために、DC12Vソケット型のエアコンプレッサーを300Plusに繋いで使ってみました!
これがコンセントの位置を全く気にせず、場所によっては使っていた延長コードを使う必要もなく、想像以上に快適に使えて非常に良かったですYO
お次は北国のバイク冬眠ルーティン「バッテリー満充電」をGSに施すために、手持ちのバッテリー充電器を300Plusに繋いで使ってみましたYO
これもエアコンプレッサーと同様に、バイクの位置やコンセントまでの距離を気にする必要がないので、むしろ電源付きガレージがあっても、導入の価値はあると思った次第です!
そもそも「ガレージでメンテナンスしてる感」が増し増し映え〜な感じでテンションが上がっちゃいましたYO
これなら仮に「ガレージがあっても電源がない場合」もしくは「そもそもガレージなんて無いから青空ガレージの場合」ってか「賃貸だから駐輪場しかないYO」ってな場合も、電源が必要なメンテナンス機器を使えちゃいますね(ニヤリ)
特にこれ系の機器は割とDC12VソケットやACコンセントが必要なものが多いので、そのどちらにも対応できる300Plusはガレージライフの強い味方ですYO
ライダーなら導入の価値あり!
存在自体はかなり前から知ってましたが、実は今回はじめて(意外かもですが)ポータブル電源なるものを使ってみた感想は「シンプルに便利」ってことです。
確かにある程度の大きさと重量がありますが、今回の検証でバイクに積めることが分かったし、複数のガジェットをモバイルバッテリーでちまちまと充電する必要がなくなるし、おまけにガレージライフでも使えて、当然ながら自然災害時の備えにもなる、、、
これって控えめに言っても、ライダーなら導入の価値ありありじゃないですか?
ちなみに気になるお値段は39,800円(税込)と思った以上には高くない印象で、これなら僕のような庶民でもちょっと頑張れば買えそうです!
ってことで、最後は「鬼の同時使用」の絵でお別れしたい思います(最高のきらり)
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