こんにちわ、さすライダー(@SasuRider0420)です。
「バイクは一人で楽しむもの」から「バイクは皆で楽しむもの」に変えてくれたバイク用ガジェットといえば「インカム」です。
恐らく、スマホの登場と同じか、それ以上にライダーに大きな影響を与えたガジェットといっても過言ではありません。
実際、僕自身もかなり「インカム」のお世話になっており、特に2011年に妻と日本一周をした時には大活躍してもらいました。
ということで今回は、バイク用ガジェットの代名詞的存在「インカム」を紹介していきます。
コンテンツ
- 1 バイク用インカムは今やライダーの必需品な件について
- 2 バイク用インカムの選び方について
- 3 Amazonや楽天で買えるオススメのバイク用インカム10選
- 3.1 SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6X
- 3.2 SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) MUSIC
- 3.3 LEXIN LX-B4FM 4riders FMラジオ付き
- 3.4 LEXIN バイクインカム 6riders
- 3.5 デイトナ(Daytona) DT-01
- 3.6 デイトナ(DAYTONA) バイク用インカム COOLROBO(クールロボ) 2台セット
- 3.7 SENA(セナ)20S EVO
- 3.8 FODSPORTS バイク インカム M1-S Pro
- 3.9 MIDLAND(ミッドランド) BT NEXTPRO Hi-Fi
- 3.10 インターホン ツアーセット1pk通信システム
- 4 今回のまとめ
- 5 YouTubeでバイク用品のレビュー動画を絶賛配信中
バイク用インカムは今やライダーの必需品な件について
いきなり質問から入りますが、、、ツーリング先の道の駅に行くと「インカムを付けていないライダー」の方が圧倒的に少なくないですか?
僕がバイクに乗り始めた、2005年頃なんて、インカムなんて一部のライダーが付けているだけで、これほど普及するものとは思いませんでした。
スマホとSNSの普及により、何でも「シェアすること」が前提となった今、バイクというプライベートな乗り物でも「走る体験をシェア」できるインカムは、まさに流行るべくして流行ったガジェットだと思います。

また、皆でバイクの楽しみをシェア出来るのはもちろん、スマホやGPS、レーダー探知機などの音声を、インカムに飛ばして聞くことが出来るというポイントも、インカムが普及した理由の一つです。
ちなみに「インカム」とは「インターコミュニケーション(相互通信式構内電話)」の略称です。
バイク用インカムの選び方について
今度の週末、可愛い女性ライダーとツーリングに行くから、、、インカムであれこれ聞いちゃおう(ニヤリ)
なんて、不純な理由はさておき、、、実際にバイク用インカムを選ぶ際のチェックポイントを解説していきます。
インカムの同時通話人数とペアリングのしやすさについて
インカムのメイン用途は「走りながら他のライダーと通話すること」ですが、同時に通話できる人数は機種ごとに決まっています。
僕のように、妻と2人で走るだけなら「同時通話人数が2人までのインカム」でも十分ですが、グループでのマスツーリングをするなら「同時通話人数が3人以上のインカム」を選ぶ必要があります(他社製インカムとも話せるユニバーサル仕様のインカムもあります)
なので、今は誰と走るか分からないけど、、、とりあえずインカムが欲しい!という場合は、同時通話人数が多いインカムを選んだ方が、その後の応用が利きます。
しかし、同時通話人数が多いインカムは価格が高くなるので、2人でしか使わないと明確に分かっているなら、2人用を買った方が経済的負担を抑えることができます。

また、俺は誰とも一緒に走らない!孤高のソロライダーだぜ(きらり)というライダーには、通話機能を省いたリーズナブルな「聞く専門インカム」もあります(僕は本来このタイプですが、貰い物なので4人用を使っています・笑)
なお、同時通話人数が2人以上のインカムは、相手のインカムとコネクトする「ペアリング」が必要になりますが、これは極力簡単にできるものを選びましょう。
なぜなら、ペアリング操作が複雑なインカムは、ツーリング先で新たにペアリングする時にストレスを感じるからです(キィ〜!ってなります)

インカムの通信可能距離について
インカムには各々「通信可能距離」というスペックがあり、これが長ければ長いほど、他のライダーと話せる距離が広がります。
街乗り中心の乗り方であったり、近い排気量同士の併走ツーリングであれば、通信可能距離が「500メートル」でも十分ですが、高速道路を使うロングツーリングであったり、排気量がバラバラの場合は「1キロメートル以上」の通信可能距離があった方が無難です。
また、もちろんタンデムライダーとの会話の場合は「通信可能距離」を気にする必要はありません(安価な有線接続モデルもあります)

インカムのバッテリーの持ちについて
インカムのバッテリーの持ちは、ライダーの使用状況に左右されますが、スペック上「10時間前後のバッテリーの持ち」であれば、まず問題ありません。
バイクを降りる時はこまめに電源を切る、その日の夜は必ず充電しておく事を心がければ、ツーリング中にバッテリーが切れるということは滅多にありません。
もちろん、常に会話しながら裏で音楽を流しっぱなし!という使い方では、バッテリーが途中で切れる可能性はありますが、休憩中にモバイルバッテリーで充電すればいいだけです。

インカムのBluetooth接続機器について(対応プロファイルなど)
スマホの音楽や音声ナビ、レーダー探知機の警告音など、インカムにはBluetooth接続した機器の音声を飛ばすことができます。
これが「走りながら他のライダーと通話すること」に次ぐ、インカムのメイン用途のひとつで、同時接続できるBluetooth機器の数はインカムによって違います。
また、Bluetoothには「プロファイル」という概念があり、ライダーとしては「HSP・HFP:スマホの発着信・A2DP:音楽や音声ナビの再生」の2つに対応しているインカムを選べば完璧です(参考:インカム同士の通話はICP)
せっかくイケてるバイク用ガジェットを買っても、インカムの対応プロファイルによっては、音声を飛ばせないこもあるので要チェックです。

インカムのヘルメットへの取り付けについて
インカムをヘルメットに取り付けるためには、台座をヘルメットの「ヘリ」に入れ込むか、粘着テープで貼り付ける必要があります。
台座を入れ込む方式は安定感がありますが、ヘルメットの形状によっては入れ込むのが難しかったり、傷がついたりするので、、、僕は粘着テープ方式の方がオススメです。


インカムのマイクの取り付けは、ジェットヘルメットなら一般的なアーム式マイクでOKですが、フルフェイスの場合は口元に入れられる「フルフェイス用のマイク」じゃないと厳しいです(アームが付いていないコードが長めのマイク)
なので、自分のヘルメットがフルフェイスの場合は、インカムにフルフェイス用のマイクが用意されているか?を確認しておく必要があります。



インカムの防水性能について
インカムは雨の日にこそ役立つガジェットで、グループ通話で雨宿りスポットの相談をしたり、スマホを防水スペースに退避させても音声ナビを聞くことが出来ます。
なので、インカムの防水性能はとても大切な項目で、防水性能を表す「IPX表示」をチェックしておきましょう(商品説明欄やパッケージに記載があります)
なお、IPX5〜6は生活防水程度、IPX7以上になると「完全防水モデル」と判断できます。

インカムの「その他」の機能について
インカムのメーカーや機種によっては「ラジオ機能」が付いていたり、ファームウエアのアップデートによって機能を追加できるものもあります。
中には自動ペアリング機能や、自動ボリューム調整機能、音声コマンド対応インカムなどもあるので、これらの機能があると更に便利に使うことが出来ます。

Amazonや楽天で買えるオススメのバイク用インカム10選
さて、いよいよココからが本題です。
Amazonや楽天などのネット通販で購入可能な、おすすめのバイク用インカムを紹介していきます。
SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6X
バイク用インカムの代名詞的存在にして、火付け役とも言えるのが「ビーコムシリーズ」です。
国産クオリティの高品質なインカムで、特にクリアな音質には定評があり、ペアリングのしやすさも一級品です。
フラグシップモデルの「SB6X」は、最大16時間の長時間インカム通話が可能で、高い防水性能も備えています。
SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) MUSIC
機能を「聴くことだけに絞り」インカム通話機能を省いた、ある意味大胆なビーコムです。
インカム通話を必要とせず、スマホの音楽や音声ナビ、着信を聞きたいだけのライダーにとっては、これ以上のものはありません。
通話機能を省いたおかげで、ビーコムクオリティがリーズナブルな価格で手に入れることができます。
LEXIN LX-B4FM 4riders FMラジオ付き
僕も愛用している、中華バイクガジェットメーカー「LEXIN」の主力インカムです。
1万円を切るリーズナブルな価格ながら、音質・バッテリーの持ち・機能・デザインともに必要にして十分なレベルで、フルフェイス用のマイクも付属しています。
また、Bluetooth機器を2台同時に接続することも可能で、僕はいつもスマホとレーダー探知機を繋げています。
LEXIN バイクインカム 6riders
先に紹介した「LX-B4FM」の旧モデルに当たるインカムで、かつてのAmazonベストセラーインカムです。
通常の速度レンジでの会話や、スマホの音声ナビを聞くには十分な性能で、まずはインカムを試してみたいというライダーにおすすめです。
ただし、インカム同士のペアリングには「ちょっとしたコツ」がいるので、YouTubeなどを漁って調べる必要があります(沢山のライダーがペアリング方法の動画を上げています)
デイトナ(Daytona) DT-01
他社インカムともイージーに接続可能な、簡単ペアリング機能「かんたんグループトーク」を搭載したインカムです。
最大12時間のインカム通話や、1kmの長い通信可能距離など、基本性能が高く扱いやすことが特徴です。
このレベルのインカムとしては、価格がリーズナブルなことがライダーには優しいポイントです。
デイトナ(DAYTONA) バイク用インカム COOLROBO(クールロボ) 2台セット
デイトナのコストパフォーマンスに優れたインカムの2台セットです。
必要十分な機能を備えながら、2台セットで2万円台という嬉しい価格設定になっています。
取り付けに必要な機材や、フルフェイス用のマイクも入っているので、買ってすぐに2人でマスツーリングで通話することが出来ます。
SENA(セナ)20S EVO
あのビーコムと人気を2分する、大人気のインカムメーカーが「SENA」です。
近未来的なスタイルの「20S EVO」には、2台のBluetooth機器の同時接続が可能な「デュアルBluetooth機能」が備わっており、会話しながら音声ナビを聞くという使い方ができます。
クリアで聞き取りやすいサウンドや、最大13時間のインカム通話などの基本性能も充実しており、直感的に操作ができる「ジョグダイヤル」の使い勝手も抜群です。
FODSPORTS バイク インカム M1-S Pro
台湾のメーカーが開発した、コストパフォーマンスに優れたインカムです。
通信可能距離500メートル、最大10時間のインカム通話と必要十分なスペックを満たしています。
なんと最大6人の同時通話ができる優れもので、グループのツーリングにはおすすめのインカムです。
MIDLAND(ミッドランド) BT NEXTPRO Hi-Fi
MIDLANDインカムの専用アプリ「BT TALK」と併せて使えば、なんと「距離・人数無制限」のインカム通話が可能という驚きの一品です。
仲間と待ち合わせ場所で「合流する前から」インカム通話ができるなんて、何だかとても不思議な気持ちになります。
通信可能距離は長めの1600メートル、さらにはデュアルBluetooth搭載も搭載しており、単独でも十分高スペックなインカムです。
インターホン ツアーセット1pk通信システム
日本ではまだまだマイナーな存在ですが、ヨーロッパ市場では人気の「INTERPHONEシリーズ」のインカムです。
1時間の充電で80パーセントの充電ができる「急速充電機能」や、分かりやすいボタン配置など、ライダーにとっての扱いやすさが重視されています。
ハードなヨーロピアンツアラー御用達の高い防水性能も魅力です。
今回のまとめ
仲間と走りながら会話を楽しんだり、スマホの音声ナビを聴いたりと、マスツーでもソロツーでもインカムは大活躍します。
既にライダーにとっては「なくてはならない存在」になりつつあるので、自分に合ったインカムを選んで、今まで以上に楽しいバイクライフを送りましょう。

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イケメンな僕が親切・丁寧な解説をしていますので、再生したら最後、、、絶対に買ってしまうこと間違いなし(怖っ)
下の動画はイギリスのプロテクターメーカー「KNOX(ノックス)」のバイク用グローブのレビュー動画です。
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