どもです「ブーツなんて重いし、履きにくそうだし、おまけに高いし、コスパ&スマートな僕には不要なアイテムさ」と完全にシューズ派だったのに、今ではすっかりブーツ沼に溺れている男、さすライダー(@SasuRider0420)です。
もはやブーツ以外でGS号を運転するなんてあり得な〜い♪ってなくらいにハマっているわけですが、そんな僕が履いているブーツは、、、ライダーならみんな大好き!ガエルネでございます。
しかも、大変ありがたいことに、ガエルネの代理店「ジャペックス」のアンバサダーをやらせて頂いておりますので、なんと!庶民なのに4足も所有しちゃってます、、、ので!せっかくなので全部レビューしようと思いますYO
コンテンツ
ガエルネってどんなメーカーなの?
まずはブーツを紹介する前に、知っているようで意外と知らない「ガエルネってなんぞや?」から説明しようと思います。
ってことで、ガエルネというメーカーを一言で表すと「イタリアの素晴らしき靴職人集団」です!
創業者であり靴職人の「ガッゾーラ・エルネスト」さんが、1962年に登山靴の製作・販売をはじめたのをきっかけに、徐々に手広くビジネスを広げていく過程で、そのうちバイク用ブーツも作っちゃいました!てへぺろ♪ってなメーカーです(だいぶ端折ってますが)
ちなみに「ガネルネ」という非常にインパクトのあるブランド名は、創業者ガッゾーラの「ガ」+エルネストの「エルネ」=「ガエルネ」が由来だそうです。

ガエルネのブーツの特徴としては、一部の例外を除いて「イタリアにある自社工場にて職人が1足1足手作りしている」という点です。
つまりは「自動化+大量生産時代」とは全く真逆のアプローチをしていて、その結果「Made in CHINA」でも「Made in Tailand」でもなく、全て「Made in ITALY」っとなっております。
これは「スポーツブーツである前に一足の良質な靴でなければならない」というガッゾーラの基本理念に沿っているからで、靴職人の「俺っちは妥協なんて一切しね〜ぜ!全部自分で作ったるぜ!」というマインドが現れている結果です。
実際バイク用ブーツ、特にオフロードブーツなら真っ先に名前が出てくるのが「ガエルネ」なので、この理念は多くのライダーの共感を得ているということになりますね(職人系きらり)

今回紹介する4つのブーツについて
へ〜、ガエルネってそんなメーカーだったんだ!?トリビアぁ〜♪っとなったところで、いよいよ本題に入ろうと思います。
今回僕が所有している4つのブーツを紹介しますが、それは「Gミッドランド・ED-PRO・タフギア・G-AIR」でございます!
なんだか戦隊モノのような名前が出揃いましたが、Gミッドランドは防水アドベンチャーブーツ、ED-PROはガチオフ仕様のエンデューロブーツ、タフギアは日常でも扱い易いショートブーツとなっており、残念ながら廃盤になっているG-AIRは珍しいメッシュのオンロードブーツとなっております。
ってことで、これから一つ一つ詳しく解説していきますYO、、、あ、今回撮影するにあたって各ブーツは洗っておりませんのでご了承を(ありの〜ままを〜お見せしま〜すぅ〜♪)


防水アドベンチャーブーツ:Gミッドランド ゴアテックス
防水透湿素材としては最高峰の「ゴアテックス」を採用している防水アドベンチャーブーツが「Gミッドランド ゴアテックス」です。
オンロードもオフロードも快適に走れるロングブーツで、僕のようにアドベンチャーバイクに乗る人にはドンピシャなブーツとなっております!
一般的なアドベンチャーブーツは、見た目がイカつくて大きなものが多いですが、、、これはシュッとしたスマートなデザインなので、僕のようなスリム体型男子によく似合います(スリム系きらり)
なお、現在僕のメインブーツとなっているので、一番汚れている+色褪せております、、、クリーニングとメンテしないといけないYO、、、




ブーツの仕様や機能について
Gミッドランドは一頭の牛から限られた量しか取れない「フルグインレザー」という貴重な素材を使っていて、スネの部分には樹脂製プロテクター、くるぶしとカカト部分にはプラスチック製プロテクターを装備しています。
ちなみにつま先にもカップ型のガードを内蔵しているので、プロテクション性能はかなり高めです!
もちろんシフトパッドも装備しているので、ギアチェンジで足の甲の部分が著しく劣化することもございませんYO
そして、脱着は2本のバックルとベルクロを使用しますが、バックルのベルトの長さは調整可能となっております。




ソールはガエルネオリジナルのフラットなソールを採用していて歩きやすく、なんと言ってもゴアテックスによる高い防水性能が魅力ですYO
これにレインパンツをブーツアウトして履いてしまえば、相当な雨の中を走っても全く、あ〜全く濡れることはございません(きっぱり)
更に言うと雪の中をスノーバイクでかっ飛ばしても、つまりは雪まみれになっても、、、全く湿ってくることもございません!




サイズについて
Gミッドランドは「25.5cm〜28.5cm」までの0.5cm刻みでのサイズ展開となっていますが、僕が履いているのは一番小さい25.5cmです。
ちなみに普段は25〜26cmくらいの靴を履いていますが、Gミッドランドは25.5cmでぴったりな感じです♪
なので、もちろん個人差はありますが、基本は普段履いてる靴のサイズとほぼ同じ感覚で選んでいいと思いますYO


履き心地と歩き易さは?
いくら見た目がシュッとしてスマートだからといっても、結局はプロテクター満載のロングブーツなので、、、さぞかし硬くて歩きにく、、、って!めっちゃ柔らかいし歩き易いやんけ〜!
っと思わず東北人の僕が関西人のようなノリツッコミをしたくなるほど、Gミッドランドは柔らかく歩き易い!そして履き心地が素晴らしい!
具体的には足首をグニャッと曲げることができますし、となると当然シフト操作がし易いですし、コンビニの買い物くらいだったらバックルしたままでも歩けちゃいますし、観光地とかである程度歩く時はバックルを外せばOKですYO
このロングブーツとは思えない履き心地の良さが、現時点でメインブーツになっている1番の理由です!




ガチオフ仕様のエンデューロブーツ:ED-PRO
数あるガエルネのブーツの中でもトップクラスの人気を誇る、ガチオフ仕様のエンデューロブーツが「ED-PRO」です。
Gミッドランドと同じくアドベンチャーブーツとしての位置付けとなっていますが「ED PRO = エンデューロプロ」の名前通り、ハードなオフロード走行も視野に入れたガチオフ仕様となっております。
見るからに頑丈そうなイカつい見た目と大型なボディは、圧倒的な存在感を放っています!
実は手に入れてからまだそんなに経っていないのですが、GSで林道を走る時とモトクロス遊びで大変お世話になっております。




ブーツの仕様や機能について
Gミッドランドと同じく貴重な「フルグレインレザー」を採用しているED-PROは、素材のプロテクション性能を最大限に引き出すために、敢えてプロテクションパーツを削ぎ落としています(意外でしょ?)
しかし、つま先部分の金属プレートとか、ゴツいシフトパッドとか、スネがほぼ隠れるくらいまでの丈とか、、、随所に「こいつはガチなやつだ感」が散りばめられています。
ちなみに防水仕様ではないのですが、多少の雨や水溜りくらいなら浸水しないですYO



ソールはガエルネブーツの代名詞「ビブラムソール」を採用しており、地面をしっかりとホールドしてくれますYO
また、脱着はベルクロと4つのバックルで行いますが、バックルは2段階設定、ベルトの長さは調整可能となっております。
履き口が結構ガバッ!と開いてくれるので、見た目のゴツさと裏腹に脱着がし易かったりします!





サイズについて
ED-PROは「24.5cm〜29cm」までの0.5cm刻みでのサイズ展開となっていますが、僕が履いているのは26cmです。
つま先付近が若干大きいかな?という感じがしますが、それ以外は特に問題ないッチングゥ!
バックルとベルトでかなり調整できるので、ちょっとくらいの汚れ物ならば〜♪、、、じゃなくて、ちょっとくらいの誤差なら大丈夫ですYO(ミスチル世代です)
26.5(26.5cm)27(27.0cm)27.5(27.5cm)28(28.0cm~28.5cm)
28.5(29.0cm)29(29.5cm)
※()内が普段履きスニーカー相当サイズ


履き心地と歩き易さは?
ED-PROはヘビーデューティーな扱いを想定しているので、ホールド感がかなり強めです!、、、が、かといってガッチガチな履き心地かといえばそうでもなく、ある程度のゆとりはありますYO
ちなみに生地がと〜っても厚いので、慣れないうちはシフトチェンジに違和感を感じるかもしれません(ペダルの下に意識して足を潜り込ませる感じ)
それと歩き易さという面では、コンビニの買い物程度なら大丈夫ですが、ある程度歩くのは僕としては遠慮したい感じです、、、仮にバックルを外しても、決して「歩き易いですYO」とは言えないです(笑)
しかし、繰り返しますが、、、このブーツはヘビーデューティーなシーンを想定しているので、本来歩き易さがどう?とかは論点がずれてます(汗)




日常でも使えるショートブーツ:タフギア
これ、実は日本だと一番メジャーな存在かもしれません、ガエルネ=タフギア的な感じで。
ここまでいかにもブーツだぜ!というものを紹介してきましたが、こちらは日常でも扱いやすいショートブーツとなっております。
かといって林道とかでの使用も想定された、プロテクション性と頑丈な作りには定評があるので、決してライトユースに振っているモデルはありません!
むしろ街乗りもツーリングも林道も、素敵なバイク女子とシャレオツカフェにも行っちゃうぜ、べイビ〜?ってな僕みたいなライダーにはぴったりの、総合力が非常に高いブーツとなっております。



ブーツの仕様や機能について
タフギアはまるで本革のような質感を持つ「マイクロファイバー(合成皮革)」を使っていて、いわゆる「慣らし」が不要という特徴があります。
つまりは手に入れたその日から、ウェイウェイ♪っと履いて大丈夫ってことです。
ちなみにカカトと爪先にはプロテクターとして、熱成型ファイバーが内臓されているので、つまりはプロテクション性もしっかりと考慮されていますYO
そして何より素敵なデザイン、シンプルにカッコいいと思いませんか?



ソールは安定の「ビブラムソール」を採用していて、不整地でもガッツリとホールドしてくれます!
脱着は2つのバックルで行なう仕様で、バックルは2段階、それからベルトは長さ調整が可能でございます。
どちらかと言えばタイトフィットな作りになっているので、履き口は小さめにできております、、、が、そもそもショート丈なので履き易いですYO





サイズについて
タフギアは「24.5cm〜28.5cm」までの0.5cm刻みでのサイズ展開となっていますが、僕が履いているのは26cmです。
サイズ的には特に問題ないのですが、足首を曲げたときに履き口にぶつかると若干痛いので、、、もしかしたら26.5cmの方が良いのかもしれません。
国内メーカーのショート丈ブーツとはサイズ感が異なるので、気になる方はジャペックスさんに問い合わせることをおすすめします(丁寧に教えてくれます→こちら)
26.5(25.5cm)27(26.0cm)27.5(26.5cm)28(27.0cm~27.5cm)28.5(28.0cm)
※()内が普段履きスニーカー相当サイズ


履き心地と歩き易さは?
タフギアはショート丈のブーツですが、非常にしっかりとした作りなので「めっちゃ歩きやすい」という感じはでありません。
もちろんロングブーツと比べればかなり歩くのが楽ですが、国内メーカーのものと比べると「若干硬め」の履き心地となっております。
なので、ある程度歩くときはバックルを外した方が快適ですし、僕はいつもそうしています(例:道の駅でブラブラする時)
もちろんバイクに乗ってる時は硬さを全く感じず、シフトフィールがダイレクトな感じなので運転し易いですYO



メッシュなのに防水仕様?:G-AIR ゴアテックス
既に説明している通り、最後に紹介する「G-AIR」は既に廃盤となっているブーツです。
ただし「僕ちんのお気に入り+ネット上にはボチボチ在庫が残っている」という状況なので、紹介したい次第でございます。
まずこちらは今回唯一のオンロード専用ブーツとなっておりまして、なんと、ななななんと!大変不思議なことに「メッシュなのに防水仕様」となっております!
しかも、その防水性能が中途半端なものではなく、まさかのゴアテックスだから驚きですYO




ブーツの仕様や機能について
G-AIRはタフギアと同じくマイクロファイバーを採用しており、慣らし不要から〜の、基本はメンテフリーとなっております。
要所要所にプロテクターも内蔵していて、バックルではなく内側のジッパーとベルクロで脱着するシステムです。
そして、ガエルネとしては珍しいグリーンのデザインアクセントが堪らなくカッコいいですYO



ソールはガエルネオリジナルのフラットソールを採用していて、足元の感覚はダイレクトな感じです。
もちろんシフトパッドも装備しているので、シフトチェンジがとてもし易く、峠攻める系ライダーには堪らないと思います!
そして極め付けはゴアテックス採用の防水性能の高さ!、、、なのに、メッシュで涼しい、、、メッシュなのに防水、、、これぞガエルネ七不思議でございます。



サイズについて
残念ながらG-AIRは廃盤なのでサイズ表がございません、、、ので、参考までに僕が履いてるサイズは25.5cmです。
最初はちょっとつま先がキツいかな?くらいでしたが、今ではちょうど良い感じになっています♪
なので、普段履いてる靴のサイズと一番乖離が少ないブーツなのかもしれません!

履き心地と歩き易さは?
G-AIRは軽くて小ぶりなブーツなので、実は歩き易さが一番良いかもしれません。
単にジッパーを外すのが面倒だから、、、という理由もありますが、ある程度歩く場合もそのままで問題なく歩けちゃってます♪
ただし、履き口がタイトな感じなので、脱ぎ履きに関してはスムーズとは言えないです。
もちろん履いてしまえば履き心地がいいし、メッシュなので夏でも涼しいし、運転もし易いし、雨でも濡れないし、何よりカッコいいし、、、なぜ廃盤になってしまったのでしょうか(涙)





結局どのブーツがいいの?
人それぞれバイクに乗る目的、感覚、そしてハート(きらり)が違うので、迷ったらコレ!とは言えないですが、個人的に4足履き比べて「大体こんな感じ」ってことをお伝えしますね!
まずは僕のようにアドベンチャーバイクに乗っていて、基本はオンロードを走って、たまに林道も走るYO!ってなライダーには「Gミッドランド」がドンピシャりです!
逆にオンロードよりは林道を走る方が多いYO、そもそも乗ってるのがオフ車、例えばCRF250RALLY(ただの僕の好み)だよ〜って方は、そりゃーもう「ED-PRO」で決まりっすね。
そしてツーリングも行くけど、普通に街乗りも多いし、オンロードバイクもオフロードバイクも乗るYO!って方にはタフギアをおすすめします。

完全オンロード派の方には「G-AIR」と言いたいところですが、、、廃盤なので今なら「Gプレステージ ゴアテックス」をすすめておきます♪
これはG-AIRの「メッシュじゃ無いバージョン」みたいなブーツで、もちろんゴアテックスを採用していますYO
You 今日からガエルネ履いちゃいなよ?
もう言いたいことはこれだけです「You 今日からガエルネ履いちゃいなよ?」
あんなにブーツなんてゴツくて履きづらくて、高いし高いし(いや、高いけど)と言っていた僕が、今では「今日はどのガエルネ子ちゃんを履こうかしら?」と目を輝かせています。
真面目な話でシューズタイプのバイク靴は全てメルカリっちゃいました(笑)
ってことで、ガエルネのブーツは素晴らしい!カッコいい、安全、履きやすい!そしてMade in ITALY!では、お後がよろしいようで(イタリー系きらり)

27.5(27.0cm)28(27.5cm~28.0cm)28.5(28.5cm)
※()内が普段履きスニーカー相当サイズ