どもです、さすライダー(@SasuRider0420)です。
僕は今まで、バイクではバックパックを使っていませんでしたが、今回「ENDURISTAN ハリケーンバックパック」という商品を、輸入バイク用品代理店の「JAPEX(ジャペックス)」さんから提供頂く機会に恵まれたので、早速ツーリングやら日常やらで使ってみました。
僕はバイク用品に限らず、輸入製品が大好きなので、若干テンションが上っていますが、、、「提供頂いたモノなので、良い所しか書きません\(^^)/」なんて、薄いレビューをするつもりは全くないので、ガチで使ってみた感想を、良い所も悪い所も包み隠さず語っていきます。
コンテンツ
ENDURISTAN(エンデュリスタン)とは?
今回レビューする商品は「ENDURISTAN」の「ハリケーンバックパック」という商品です。
え?ENDURISTAN?なにそれ?聞いたことないんだけど、、、はい、僕も今回初めて耳にしたメーカーですが、、、欧州ではアドベンチャー系ライダーに人気のメーカーのようで、主にバイク用のバッグを制作・販売している会社です。
スイスで創業された会社で、独自開発した完全防水・防砂・防塵・防泥・防雪(長い)のハイテク繊維で武装された、へビーデューティー仕様が売りのメーカーです。
ENDURISTAN ハリケーンバックパックとは?
ENDURISTANはシートバッグやサイドバッグなど、様々なバイク用バッグを販売していますが、その中のラインアップの一つが「ハリケーンバックパック」です。
主にオフロードを走るライダーに向けに開発された製品で、特殊繊維と止水ファスナーによる「100パーセント完全防水」が特徴のバックパックです(僕はオンロード限定ライダーです、、、w)
つまり、ツーリング中の雨を気にせずに走れるというメリットがあり、更にはライダーの体にフィットする形状で、背負いながらバイクで走っても、疲れ難いという特徴もあります。
ちなみに、ハリケーンバックパックは「15Lと25L」の2つのラインアップがあり、今回僕は15Lの方を選びました(バイクがGSなので、バイクに荷物が沢山入るから)
実際に「ENDURISTAN ハリケーンバックパック」を使ってみた
ハリケーンバックパック様が我が家に届いたのは、、、なんと、北海道移住・九州ツーリング(北海道に行くのに、九州に寄り道する変態プラン)の出発日で、届いたその日に、早速ロングツーリングに連れ出されていくのでした。
しかも、いつもはスーパー晴れ男な僕なのに、、、超ド級の雨が降るツーリングだったりして、、、まさに「100パーセント完全防水」を試すのに、最適なツーリングなのでした。
ハリケーンバックパック開封の儀
輸入バイク用品代理店の「JAPEX」さんより届いた、ハリケーンバックパックを開封してみたところ、本体と謎の薬品?と説明書という、いたってシンプルな内容でした。
あとで詳しく説明しますが、謎の薬品は「ファスナーのグリス」で、これが無いとバックを開けるのが苦しい、、、という大切なものでした。
そして、肝心のハリケーンバッグパック、初見はカッコいいの一言!アドベンチャー感が満点で、ライダーなら惹かれるデザインです。
僕は何でもカッコよければ、可愛ければ、オシャレであれば、それ以外はほぼどうでもいい人間なので、この時点で良い製品に決定です( ´∀`)
ハリケーンバックパックでまずやるべき事は「グリスアップ」
やったぁ〜、カッコいい輸入物のバイク用バックパックが手に入った(きらり)
さてさて、中はどうなってるのかな?早速開けてみよ〜っと、、、あれ、、、ファスナーが硬い?というか、、、動かない?
実はハリケーンバックパックのファスナーは、完全防水バッグという都合上、めっちゃタイトに出来ています(止水ファスナー)
どれだけタイトかというと、僕が思いっきり引っ張っても全然開く気配がなく、、、そもそもファスナーを引っ張るのって、壊れそうで怖いじゃ無いですか?
という事で、早速Google先生に聞いてみると、何やら付属のグリスをファスナーに塗ると、開けやすくなる?らしいので、早速ファスナーに付属のグリスを塗ってみました。
ちなみに、グリスの塗り方はベターっと落として、後は指でスリスリする感じです。
すると、どうでしょう!さっきまで頑なに開かなかった、硬いファスナーが、いとも簡単、、、では無いですが、ちゃんと開けられるようになりました。
そして、この時点で僕は悟りました「このバッグは完全に防水性にフォーカスしていて、使い勝手は犠牲にしているな」という事を。
確かにグリスを塗ると、ファスナーは開けやすくはなりますが、それでも普通のバッグに比べると、明らかにファスナーの動きが硬いので、手軽に荷物を取り出せる系バッグではありません(防水性と利便性のトレードオフ)
ハリケーンバックパックの各部を解説
ハリケーンバッグパックのメインスペースは、縦に長い感じで、バックの形状的に底が若干狭くなっており、外側には取り外しできるキーチェーンと、小物の収納に便利なオーガナイザーが装備されています。
また、ライダー側にはメッシュポケットが装備されていて、書類系の荷物を整理することが出来ます。
一応駄目元で、仕事道具のMacBookPro13インチを入れてみましたが、やっぱり入りませんでした(25Lなら入るかもです)
バッグの背面には、バンジーコードが張ってあり、ここに小物やらグローブやらを引っ掛けることが出来ます。
また、バックの両サイドには、折りたたみ式のドリンクホルダーがあり、500mlペットボトルは余裕で収納可能でした。
もちろん、バイク用品としてはお馴染みの装備、リフレクターも装備されています。
ハリケーンバックパックの装着感
僕が今まで、バイクでバックパックを使っていなかったのは、単純に「疲れるから」です。
長時間バッグを背負ってバイクで走れば、確実に肩が痛くなるし、そもそも運転中は、極力余計なものは身に付けたく無いんです。
という事で、疲れる前提でハリケーンバックパックを使ってみたところ、疲労感がないと言えば嘘になりますが、疲れるまでの時間と程度が、他のバッグよりかなり抑えられていました。
1時間くらいの走行であれば全然余裕で、2時間連続で走っても「肩が痛い!」とはなりませんでした。
バックパックを背負っているのに、疲労が少ないのは、胸と腰にある2つのベルトの位置が絶妙で、肩だけに荷物の荷重がかからず、分散してくれているからだと思います。
あとはバックのフィット感がよく、背中に密着していることも疲れない原因かと思います。
ちなみに、ベルトの位置や長さは調節できるので、ライダーの体型によってアレンジすることが出来ますが、一つだけ注意するべき点が、ショルダーベルトを短くしたい時(バックを体の上の方へ持って行きたい時)ベルトをバッグの上の方にある穴に入れ込む必要がある、という点です。
僕は最初、このベルトを入れ込む穴がわからず、サイズ調整が出来なくて、若干苦労しました(笑)
そしてそして、なんと!このバッグには「隠しポケット」があります(こういうの大好き)
それは、ライダーの背中に当たるクッション部分の、一番右下にあります。
ほんのちょこっとした収納スペースですが、マジックテープでしっかり閉じれるので、ヘソクリなんて入れたりして(ふふふ)
ハリケーンバックパックの積載量はどれくらい?
15Lのハリケーンバックパックのメインスペースに、荷物はどれくらい入るのか?を検証してみたところ、以下の荷物が余裕で入って、まだ余裕がある感じでした。
夏用ハーフグローブ、ノーマルグローブ、Ankerのモバイルバッテリー、GoProのチェストマウント 、電子式スタビライザー、アウトドア用懐中電灯、ツーリングマップル北海道、道の駅スタンプラリー帳、、、と、結構入っちゃいました。
これでだいたい7割くらいの積載量で、まだ大きめの荷物もいけそうですが、僕はこの程度が丁度いいかなと思います。
なお、入れる荷物を最小限に抑えれば、バイクの後ろに大きめのシートバックを積んでいても、運転に支障は無い程度の干渉度でした(あくまでR1200GSの場合)
ハリケーンバックパックの防水性は素晴らしいの一言
このバッグの最大の売りである「100パーセント防水」は、今回のツーリングの大雨をもって証明されました(汗)
いつもはスーパー晴れ男な僕ですが、北海道に行くついでに寄った九州で、なんと5日間中3日間が大雨でした(笑)
しかも、そのうち2回は、いわゆる「バケツをひっくり返したような雨」で、市街地の道路が一瞬にして川のようになる、、、というヤバイやつでした(普通に大雨警報が出てました)
しかし、考えようによっては、バックがこの雨で浸水しなかったら、こりゃ本物だ!とも言えますが、、、結果としては全然浸水しなかったです(拍手喝采)
それどころか、ジョイフルで雨宿りをしたら、ライダーはずぶ濡れなのに、、、バッグは外装すら全然湿ってませんでした(ちゃんと撥水してました)
この防水性と撥水性は、素直に凄い!と思いますし「これは絶対に濡れないやつ!」と確信しました。
九州ツーリング最終日前日は、雨の中でキャンプをしましたが、、、バックをテントの前室の地べたに放り投げて寝ちゃったにも関わらず、やっぱり全然濡れてませんでした(全室が広く、雨に当たりにくいテントですが、そもそも地べたが濡れていました)
つまり、ツーリングライダーのテントは基本小さめなので、雨の日に荷物を全部テント内に入れたら、室内が狭くなる、、、なんて時は、ハリケーンバックパックが、テントの外に置いておける、防水荷物コンテナとして活用する事が出来ます。
という事で、ハリケーンバックパックが100パーセント防水バックというのは、嘘ではなく誠でありました。
ハリケーンバックパックの嬉しいおまけ
開封時に説明書だと思っていた紙は、実は「オリジナルネームプレート」の注文方法が記載されている紙でした。
何やら、指定のWeb上の英語オンリーの申し込みフォームから、必要情報を登録すると、バッグに付けるオリジナルのネームプレートを作って、無料で送ってくれるという、なんとも素敵な企画のようです。
恐らく完成品はスイスからやってくるので、まだ届いていませんが、とっても楽しみです\(^^)/
ハリケーンバックパックのイマイチなところ
ハリケーンバックパックの最大のイマイチポイントは「ファスナーが硬いこと!」とにかくこれに尽きます。
もちろん、これは防水性を重視した結果ですが、やはりモノを取り出すのに苦労するのは、バッグとしてはマイナスと言えます。
雨で浸水することはありませんが、雨で濡れた手で無理やり開けようとすると、自分に着いた雨水がバッグの中に入ってしまいます(これ笑い事じゃないです)
従って、このバッグに入れるものは「濡れて欲しくなくて、ツーリング中はあまり取り出す必要がないもの」に限ります。
つまりは、財布やスマホなど、ツーリング中によく取り出すものを入れると、とっても面倒なことになります。
僕自身、はじめはこのバッグに、財布とスマホを入れていましたが、その日に入れるのを辞めました(笑)
取り出そうとファスナーを開ける度に「キィ〜」ってなるからです。
なので、よく取り出すものはウエストバッグに、モバイルバッテリーやケーブルなどのガジェット類と、ツーリングマップルなどの本はハリケーンバックパックに入れるという方法で落ち着きました。
特に雨の日は、例えば道の駅に逃げ込んだ時に、これからルートをどうするか?と、調べようとすると、、、ツーリングマップルはバイクのトップケースの中だった、、、雨の中取ってくるのが面倒、、、ってなるので、何時もハリケーンバックパックに入れておけば、雨の日に濡れない場所で、ツーリングマップルをすぐに取り出せます(落ち着いた場所でファスナーを開ける分には「キィー」ってなりません)
これは、モバイルバッテリーでも同じことで、雨の日は屋根のある場所で、スマホを充電しておくが正解なので、こういう「頻繁に取り出すものではなく、ある程度落ち着いた場所でしか使わないモノ」を入れおく用途に役立つバッグです。
あとは、宿泊用具一式をバッグに入れて、宿に着いたらそのままチェックイン(バイクの荷物はそのまま)というのも便利な使い方だと思います(雨でもそのままチェックイン)
しかし、元々はオフロードを走るライダー向けのバッグなので、利便性よりも防水性や堅牢性が重視されていて当然かとは思います。
今回のまとめ
雨に濡れない!100パーセント防水!ゴアテックス使いまくり!そんな謳い文句のバイク用品を今まで散々使ってきましたが、結局最後は濡れちゃってました。
ある程度の雨では問題なくても、たまに当たる大雨では、結局は濡れてしまっていました。
しかし、このハリケーンバックパックは、大雨警報の土砂降りでも、全然余裕の文字通りの「100パーセント完全防水」でした。
ちょっとファスナーが硬い、、、という欠点はありますが、自分なりの使い方を確立すれば、きっと頼もしい相棒になってくれますよ。
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さすライダーのYouTubeチャンネル、その名も「さすライダーチャンネル(ひねりなし)」では、バイク用品のレビュー動画を絶賛配信中です。
イケメンな僕が親切・丁寧な解説をしていますので、再生したら最後、、、絶対に買ってしまうこと間違いなし(怖っ)
下の動画は今回のハリケーンと同じメーカー「エンデュリスタン」の防水シートバック「トルネード2」のレビュー動画です。
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