ツーリングDATA
日時:2017年8月29日(火)
天気:晴れ時々曇り
ルート:片品村ステイ(尾瀬トレッキング)
宿泊地:尾瀬高原オートキャンプ場
キャンプだと中々眠れない、普通はそれが相場だが、我々はキャンプだと何時もよりぐっすり寝れる!
そんなキャンプの気持ちのいい朝は、、、ビビビー!ミサイルが飛んできました!!??一体何が起きたんだ?けたたましいスマホのアラーム音に、ただならぬ雰囲気!
どうやら北朝鮮がまたミサイルを放ったらしい、、、こんな警報が鳴るようになってたんだ、、、Jアラート、、、へぇ、、、普段テレビを全く見ない僕らは、なんのことだかさっぱり、、、とにかく今まさに、ミサイルが頭上を通過したようだ。
せっかくのキャンプの朝が台無しじゃん、、、警報系は通知が切れないから厄介だよね、、、ぶっちゃけ別にいらない、、、
まぁ気を取り直して行こうじゃないか!
いざ、尾瀬のトレッキングへ!
連泊なので、テントは張りっ放し楽勝!トレッキングの準備をバイクに積んでいざ!
キャンプ場の恐ろしいダートの入り口も流石に慣れたようで安心、尾瀬の登山口である「鳩待峠」を目指して走り出す2台。
今日は初めから山深い自然豊かな場所、なんと言ってもここは尾瀬なのだ。
シーズン中はいわゆるマイカー規制で、片品村の戸倉バスターミナルから乗合バスで「鳩待峠」を目指すことになるが、今日は規制対象外の日!バイクで直接「鳩待峠」を目指せるのだ。
Rのきつい細かいカーブの連続にビビる僕、スルスル進む妻、、、完全に立場が逆転している模様(笑)
それにしても走っていて気持ちがいい、涼しい!尾瀬が高層湿原であることを改めて実感させられる。
クネクネ道を30分ほど走ると「鳩待峠」の大きな駐車場に出た。
バイクを停めて、さてと!トレッキングしますか!と思っていた矢先、、、「今日バイクはここに停めない方がいいよ!」と係りのおじさん。
え?マジですか?何でですか?聞けば今日、尾瀬に資材を運ぶために、ヘリがここを拠点に何往復もするらしい。
そのヘリの風圧が強烈なので、バイクが倒れるかもしれない、、、そんな恐ろしい内容だったのだ。
ムムム、、、ヘリの風圧が凄いのは認める、、、、ただGSの車重で果たして倒れるか?確かにヘリの発着する場所は近いけど、バイクから少なくても50m以上は離れている、、、そんなに風圧くるか?
しかし、ボルティは確かに倒れそう、、、軽いからな、、、ってか離れた場所じゃダメなの?
バイクを置く場所はヘリの発着場の近くだが、そもそも駐車場自体は結構広い。
それこそ車と車の間にバイクを停めさせてくれれば、風圧の影響はないはず、、、しかし指定の場所以外にバイクを置くのはダメとのこと。
混雑時なら仕方ないが、今日はシーズン外でそんなに混んでいない、、、ルールは分かるが、もっとフレキシブルに対応すべきじゃないだろうか?と言いたいが、おじさんを困らせても仕方ないので僕は決断した。
バスで「鳩待峠」を目指す
引き返そう!多分GSは倒れない、しかしボルティはちょっと危ない、いや、仮に2台とも倒れないとしよう!
しかし、バイクが倒れないか、、、不安な気持ちのままトレッキングをしても楽しめないし、そもそもバイクのおかげで旅ができている。
だからそこは「都民、、、ではなく、バイクファースト!」で考えるべきであろう。
せっかく規制がない時期を選んできたのに、直で「鳩待峠」に来れたのに、残念だが引き返そう、、、しょぼんとした気持ちで片品村の戸倉バスターミナルまでカムバックする2台。
さてと、ここから再び今度は乗合バスで「鳩待峠」を目指すことになるのか。
バスの代金は片道930円とかなり痛い出費(因みに鳩待峠のバイク駐輪は500円)ちょっと日が悪かったなぁ。
こういう時はさっさと気を取り直すに限る!早起きしたのでバスの中で爆睡、再び「鳩待峠」までやってきた。
ようやくトレッキングスタート
さて今度こそ!ライダーからハイカーに変身、いざ尾瀬のトレッキング!
尾瀬の見所は主に2箇所、福島側からアクセスしやすい尾瀬沼と、群馬側からアクセスしやすい尾瀬ヶ原、今回はもちろん目指せ尾瀬ヶ原である。
登山届けを出し、歩き始めて30秒!一気に自然がMAX120パーセントの道に変わった!歩いていてとても気持ちがいい。
「だいちゃん、見てみて〜、自然ダヨォ〜!」
自然大好き奥様は超ご機嫌、デジタルなだいちゃんも久しぶりに自然に触れてニッコリ。
いや〜自然て本当にいいですね〜、山の匂いがする道、とても気に入りました。
1時間ほど歩くと、最初の山小屋が見えてきた!
ここに泊まってみたいな、、、うわぁ〜キャンプ場もあるんだ、いいなぁ、、、帰りにここでコーヒーを飲んで帰ろうじゃないか。
そしてここから急に広がる大展望!尾瀬の雄大な山々の中に広がる緑の広い湿原、そこを貫く一本の木道!
尾瀬ってどんな場所ですか?はいはい!こんな場所です!ここには、そんな誰もが抱く尾瀬のイメージ通りの、いやそれ以上の景色が目の前に広がっていた。
「広ーい、だいちゃん、広いよ〜、自然だよ〜」奥様テンションマックス!
山も湿原も、そこを流れる水も綺麗、まさに心が洗われる感覚!そして涼しい(これが最高)蒸し暑下界とはまるで違う天国のようだ。
それから2人は尾瀬ヶ原をぐるっと一周!かなり疲れたが、とても充実したトレッキングだった、、、妻のライディングシューズの底が抜けるアクシデント以外は(笑)
シューズの底が抜けたけど、、、帰りのバイクの運転どうするの?、、、あ!とりあえず僕のブーツカバーで靴底に蓋をしなよ、あとは途中のコンビニとかで接着剤を買って靴底を接着、とりあえず明日までもてば大丈夫っしょ!
と、自然に触れて脳が活性化したのか、ブーツカバーを蓋に使うというキレッキレ(?)のアイデアを妻に提案する僕(妻はあまり焦ってないけど)
ヘリコプターは問題なかった件
そんなこんなで無事にトレッキング終了、から〜のバスの待ち時間、、、あ!ヘリだ!あれだね?
、、、別にバイク移動しなくてよかったやん、、、、確かに風圧はすごいが、バイク置き場まで来る風圧は、少なくてもバイクが倒れるほどの風圧じゃなかった、、、まぁ、あのままここにバイクを置いてたら、バイクが心配でトレッキングが楽しめなかっただろうから、結果オーライと考えよう。
帰りのバスで爆睡した二人は、ハイカーからライダーに戻ってキャンプ場を目指す!僕はこの瞬間が大好きだ!トレッキングや登山をした後にバイクで走り出すこの感覚が!
さっきまで数キロ移動するのに数時間かかっていたのに、その距離よりはるかに大きな距離を一瞬で颯爽と愛車と駆け抜けるこの刹那的な感覚が!
テントに戻った二人は再び爆睡!
その後昨日と同じく「ほっこりの湯」にて温泉に入って、そのままご飯もモグモグ(美味しかった)「ほっこりの湯」めちゃめちゃ気に入りました。
尾瀬のトレッキングも温泉も、片品村最高っす!ミサイルとヘリは二度とごめんですけどね(笑)
今回のツーリングで訪れた場所
尾瀬についての総合サイト
電話:0278-58-7311
HP:尾瀬総合情報サイト
尾瀬のアクセス、トレッキング情報、乗合バスの情報
ここでほとんどの情報が手に入ります!
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