こんにちわ、さすライダー(@SasuRider0420)です。
北海道ツーリング2018旅ブログ、シリーズ第3弾をお届けします。
無事に北海道での初日を終える事が出来た僕とGS号は、いよいよ本格的な旅路へと入っていきます。
果たしてどんな冒険が待ち受けているのか?乞うご期待です。
コンテンツ
北海道ツーリング2018 旬のラベンダーを「かなやま湖」で見る
北海道初日は、おニューのテントの設営に多少苦労したが、まぁこれから毎日テントを建てるわけですから、勝手に上手くなっていく事でしょう。
いつも、ツーリングの3日目くらいまでは、日常と旅の移行期で、なんだかリズムがおかしかったり、多少戸惑うことも多かったりするが、旅も4日目くらいになれば、完全に旅モードにスイッチする。
だから僕は、1泊や2泊のツーリングでは、ぶっちゃけ「旅感」をそんなに味わえないのだ。
そんなことを考えていたら、やっぱり上手くいかない新品テントの撤収は、なんとか説明書を見て畳んだけど、出した時より収納袋がパンパンになったのはご愛嬌。
さて、今日は7月26日、7月に北海道にいるなら、、、やっぱりラベンダーでしょ。
しかも、富良野ではなく、たまには違ったところで見たいので、あえて富良野には寄らず、湖畔沿いにラベンダーが見られるらしい「かなやま湖」に向かうとしよう。
国道237号線を「かなやま湖方面へ」
気温よし、天気よし、ってことで今日も出発!
荷物満載のGS号は、とても生き生きしているように見える。
そりゃそうだ、だってこのバイクは関東の市街地を走るバイクじゃなく、大陸を横断したりするバイクだ、つまり北海道はGS号にとって最高のフィールドなのだ。
国道237号線を快適に北上し、しかし、そのまま行くと富良野に行ってしまうので、道道465号線にスイッチ、かなやま湖畔の北海道にしては道幅の狭い道をまったりと走る(とは言っても2車線です)
途中「かなやま湖展望台」という、かなやま湖が一望できる場所がツーリングマップルに載っていたので、寄ってみると、、、ふ、普通だ(笑)次行きますかね。
気を取り直して、再び道道465号線を走ると、どんどん天気が良くなってきた。
その昔、スーパーダークサイド雨男だった僕は、今ではすっかり天才的な晴れ男なのだ(きらり)
ここぞいう場所は全て晴れ、ハイライトは全部晴れ、仮に天気予報が雨でも、僕とGS号が向かう場所は晴れ、この奇跡のスーパーボーイと幸せを呼ぶバイクの組み合わせは、おそらく人類史上最強に違いない。
っと頭が妄想族になっている間に、周囲はすっかりレジャーモードな風景。
なんとなくここかな?という場所にGS号を停めると、どうやらキャンプ場らしく、ラベンダーが見える公園はちゃんと道路沿いに案内板が出ていました(キャンプ場も素敵な場所でした)
玄関開けたら、、、もとい、バイクを停めたら2秒でラベンダー畑、かなやま湖とラベンダーのコラボ、これは絵になりますな。
満開をちょっと過ぎたくらいの、かなり良い感じのラベンダーにご機嫌の僕は、ちょっと前からやばいトイレを探すが、、、トイレがない、、、やばい、、、あとちょっとで不機嫌になりそうなその時、無事に仮設トイレを見つけて放尿完了。
ってことで、かなやま湖に来る際は、トイレはキャンプ場かセイコーマートで済ませておきましょう。。。
それにしても湖畔のラベンダー畑、とっても綺麗です、、、けれど今日は暑い(汗ダラダラ)
北海道ツーリング2018 やってしまった「霧の狩勝峠」
湖畔のラベンダー畑に心癒された僕は、次はバイクでの走りを楽しもうと、道道465号線から国道38号線にスイッチ、帯広エリア屈指のワイディングロード「狩勝峠」超えにチャレンジすることにした。
快適に38号線を走っていると、気温もどんどん快適に、、、やばい、、、この流れはやばい、、、狩勝峠の失敗フラグだ。
本州が連日30度を大幅に上回る酷暑の中、ついに気温は20度を下回り、GS号の外気温計で19度を記録、さっきまでの暑さが嘘のように一気に秋の気温に。。。
グローブがハーフグローブだった僕は、たまらずグリップヒーターオン、ジャケットとヘルメットのベンチレーターも全て締め切った。
これぞ、試される大地北海道、夏だからと油断していると、一気に気温が下がるのだ。
そして、この時点で狩勝峠の失敗が確定、、、実は狩勝峠は、夏に濃霧に覆われる確率が非常に高く、大抵そんな時は、まさに今のように気温がグッと下がるのだ。
実際、あたり一面はいつの間にかホワイトアウト、こうなると峠を楽しむというよりは、さっさと抜けたいタダの酷道。
さっきまでとの気温差で、完全に曇ってしまったヘルメットのシールドをグローブでぬぐいながら、なんとか狩勝峠を抜ける僕とGS号なのでした、、、あぁあ、やっちまったぜ ( ・∇・)
北海道ツーリング2018 新得町で「アベック丼」を食す
霧の狩勝峠超えで、すっかり冷えてしまった僕とGS号は、当然のように温かいご飯が食べたくて仕方がないのである。
今日のランチは帯広にある「ジンギスカン白樺本店」にしようと決めていたが、もう11時だし、調べてみると意外と距離があるし、、、さっきから「そばのまち新得」ってなってるし、、、、もう、そばで良くないですか?
ってか、新得町がそばで有名なんて知らなかった僕は、まだまだ北の大地ツーリングマスターとは言えない(そばは音威子府と幌加内だけかと思ってました)
困った時のライダーの強い味方、ツーリングマップル様曰く、新得町なら「そば処みなとや」の「アベック丼」を食べろだそうで、、、「あ、アベック?僕は世代的にまだ通じるけど、20代のライダーは分からなくね?」なんて思ったことは内緒である。
とにかく、アベック丼を食べに現地へと向かってみると、ちょうど開店したばかりのようでラッキー!
どうやらアベック丼とは、そばと丼もののセットメニューのようで、今日は肉を食べたかった僕は、そばと豚丼のアベックをチョイス。
ジンギスカンが食えない代わりに、豚丼が食えれば結果オーライ!くらいの勢いで注文したところ、結果としては980円とリーズナブルな価格ながら、ボリューミーで美味しいという北海道クオリティの食に満足しちゃいました。
特にそばが美味しく、出汁もかなり好みの味で、完全に豚丼の方がオマケと化していました(ここ蕎麦屋だし)
なお、12時を過ぎたあたりから、怒涛の来客ラッシュだったので、ここでアベック丼を食いたい人は早めに来るが吉です(土日は外すべきでしょうね。。。)
北海道ツーリング2018 ご飯の後は「龍月スイートピア・ガーデン」
まだ時間があるので、どこか新しいスポットを開拓したい。
ひとつ、眺めのいい展望台、ひとつ、世界最小のミニホースがいる「ムーミン牧場」もうひとつ、、、スイーツ、、、そりゃスイーツですよね ( ・∇・)
ってことで、北の大地の老舗のお菓子屋さん「龍月」さんの巨大店舗「龍月スイートピア・ガーデン」にレツゴー。
帯広の市街地から国道241号線を北上、約1日ぶりに信号発見、信号で止まるという奇跡の経験が出来た。
建物がデカイのですぐに分かる「龍月スイートピア・ガーデン」は、龍月のお菓子の数々を試食できまくり〜の、併設のカフェスでスイーツ食べれ〜の、工場見学でき〜の、まさにスイーツのテーマパークやぁ。
店内に所狭しと並べられた、美味しいスイーツの数々は、高確率で試食コーナーがあるので、これを食べるだけでもぶっちゃけ十分(いや、本当に)
ただ、流石にそれだけでは悪いので、、、見るからに美味しそうなケーキを買って、ありがたいことに無料で飲み放題のコーヒーと共にカフェタイム。
六花亭も北菓楼もそうだけど、なぜ北の大地のスイーツの数々はこうも美味いのか?しかも価格が安いのか?
これはきっと、世界の7不思議シリーズにノミネートされてもおかしくない話題だと思う。
そうそう、絶品スイーツを堪能した後は、店の2階でセルフ式の無料工場見学も出来ますよ。
北海道ツーリング2018 スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
かなやま湖のラベンダーに始まり、今日は初訪問スポットのオンパレード。
もう10年以上北海道に通っているのに、まだまだ行ってない場所、食ってないもの、入ってない温泉の数々がある北海道は、本当に懐が広いと思う。
そして、今日今から向かうキャンプ場もまた、初訪問スポットの一つだ。
アウトドアメーカーのスノーピーク、その直営のキャンプ場が全国に5箇所存在する、、、そして、その一つがここ北海道は帯広にある。
僕は柄にもなく、自己投資のために有料ビジネスコミュニティに属していたりするが、そこは国内外の最先端の情報が次々に入ってくるので、これもそこで得た情報だったりする。
とにかく、せっかく近くにいるんだから、今日ここに泊まらない手はないであろう。
一応有名企業が運営しているキャンプ場なので、北海道だから大丈夫だとは思うが、電話で「今日泊まれますか?」と聞いてみたら、平日は特に問題ないとのこと。
逆に言えば、週末は予約で埋まることもあるそうで、このキャンプ場の人気の程をうかがい知ることができた。
帯広から道道216号線を南下して行くと、北海道特有の碁盤目のような酪農地帯と、果てしなくストレートな道が現れはじめた。
こうなると、もはや「制限速度 = 自己責任」という感じになる北海道は、調子に乗ってスピードを出し過ぎる傾向があるので、本当に要注意だ。
まぁ、気持ち良いので飛ばしたくなりますけどね。。。
いい感じの森が見えてきたところで「スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド」の看板が見えてきた。
あの人気アウトドアメーカーのスノーピークが経営するキャンプ場、そして、そのスノーピークのグッズを一切持ってない僕(笑)果たしてその心は?
スノーピークのキャンプ場はインスタ映える素敵な場所だった
綺麗な芝生に白樺並木、おしゃれな看板に雰囲気のいい管理棟。
明らかにここは他のキャンプ場とは違う、ある種のブランド意識のようなものを感じる。
恐る恐る受付に行くと、まるでホテルの受付のような素敵インスタ映え空間で、キャンプ場なのに、まさかのクレジットカード払いにも対応していて驚いた(僕は大のカード・電子マネー派です)
さらに管理棟の奥には、スノーピーク商品のショールームもあり、アウトドア好きならここで商品を見るだけでも十分楽しいはず。
肝心のキャンプ料金は、1泊1200円と北海道にしては高めだけど、この料金に温水シャワーと、なんとランドリー(乾燥機含む)とゴミ捨てOKの権利まで付いているので、そう考えるとむしろ割安に思える。
しかも、嬉しいことにバイクはサイト乗り入れOK、早速まだ建て慣れないテントを建てて、インスタ映えしそうな愛車のキャンプ風景を撮りまくるのでした。
もう、この時点でここに来てよかった、この時点で来年も来る決定です(今度は連泊でね)
写真を撮ることに夢中になっていたら、あっという間に日が落ちて来たので、、、早速無料のシャワーとランドリーを試すことに。
シャワーは勢いと温度調整はグッドですが、石鹸とシャンプーがないことだけは注意、ランドリーは乾燥機も使えて最高の一言ですね。
北海道ツーリング2018 やっぱり北海道のキャンプ場は最高
北海道はどこもキャンプ場が快適なので、全く1mmも宿に泊まると言う発想が出てこないです。
特に今日のキャンプ場なんて、旅を中断して暫くここに滞在したい気分です。
僕は北海道がバイクで旅しやすい理由は、色々ありますが、一番はキャンプ場が快適だからだと思っています。
今日は走りは、、、霧だったけど、、、ご飯も景色もキャンプもGODD、快適なキャンプ場でぐっすり休んで、明日は久しぶりに長距離を走りたいと思います。
明日のテーマは「目指せ襟裳岬」です。
これを見れば誰でも北海道ツーリングのプロになれる
北海道に通い続けて早10年以上、そんな「プロ北海道ツアラー」の僕がまとめた、北海道ツーリングのイロハを凝縮した記事を厳選しました。
日時:2018年7月26月(木曜日)
天気:曇り時々晴れ(暑いし寒い)
走行距離:177km(累計:651km)
旅のルート:日高→かなやま湖→新得→帯広
宿泊場所:スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
費用:6110円(累計:33117円)