こんにちわ、さすライダー(@SasuRider0420)です。
北海道ツーリング2018旅ブログ、シリーズ第2弾をお届けします。
出発当日のバタバタをなんとかクリアし、酷暑に耐えながらも仙台港にたどり着いた僕とGS号は、いよいよ北の大地へと向けて旅立ちました。
そして今回からは、いよいよ北の大地の冒険編が始まります。
コンテンツ
北海道ツーリング2018 いざ上陸
快適な太平洋フェリーライフのお陰で、昨日までの疲れが一気にぶっ飛んだ僕は、今か今かと上陸の時を待っていました。
ツーリングマップルを読んだり、お風呂に入ったり、Macを広げていじってみたり、、、一応何かはしてるんだけど、気持ちはそこには存在してない(笑)
だって、頭の中は既に、北海道ツーリングなうなのだ。
だがしかし、僕が2017年に撮った写真が表紙になっている「北海道ツーリングWaker」を見ている人が船内にチラホラいて「それ、僕の写真です(きらり)」と不気味な独り言を言っていた時だけは、気持ちがそこにあった事は内緒です。
船外へ出てみると、昨日までの酷暑がウソのように涼しく、北の大地へと近づいてきた実感が否が応にも盛り上がる。
天気はちょっとイマイチだが、フェリー乗り場がある苫小牧周辺はいつもこんな感じ、気にしない気にしない。
そして、海を見ながらボーッと過ごしていると、遂にその時は訪れた。
「ご乗船の皆様、、、」キタァぁぁぁぁぁ、遂に今年もこの時がやってきた。
メロディアスな音楽と共に訪れる下船の瞬間、ライダーが足早に自分の愛車の元へと急ぎ、笑顔で荷物をパッキング、これから始まるひと夏の大冒険への期待が一気に高まる瞬間だ。
さぁ、よろしくGS号!荷物よし、ライダーよし、GoProよし、いざ出発、、、あれ、、、どうやらいつものやつが絶賛発動中のようだ。
フェリー内は多少傾斜があり、まんまとその傾斜にハマって動けなくなったようだ。
うん、もうこれはこのデカくて重い愛車の宿命なようなもの、素直に誰かに助けを求めよう。
慣れた感じで(爆)他のライダーに助けを求め、無事に傾斜を乗り越えた僕とGS号はフェリーを脱出、ようやく北海道上陸を果たすのでした。
上陸後、まず感じたことは「北海道涼しいぃ」もうその一言に尽きる(気温22度)
ってことで、じゃ〜今年も行きますか「北海道ツーリング2018、いざ出発!行くぜ相棒 ( ・∇・) 」
北海道ツーリング2018 まずはご飯「味の大王 総本店」
今年もやってまいりました北海道、いやぁ〜やっぱり来ちゃいましたね。
たまには別の場所に行こう、、、なんて思う時も多々ありますが、結局夏になると来ちゃうんですよね(完全に病気です)
ってことで、まず何するのって?もちろんご飯でしょ!
せっかく北海道に来たのに、なんと北海道なのに、まさかの北海道なのに、、、フェリー降りてすぐに渋滞に遭遇。
北海道で渋滞、、、これってある意味貴重かも(きらり)、、、北海道にいるとスーパーポジティブ人間に変身する僕は、今回もすこぶるポジティブシンキング。
なんせ、とっても涼しいので、全くもって渋滞が苦にならない。
これが昨日までの酷暑だったら、、、もう帰るもん、プンプン、、、だったに違いない。
ただ涼しいというだけで、こんなにもバイクが快適になるなんて、これだから夏の北海道はやめられない。
渋滞を抜けると、すぐに速度は北海道アベレージ、レーダー探知機に注意を払いながら、けれど周りの車の明らかにスピードオーバーの流れにも合わせながら、今年も北海道に来たなという実感が湧いてくる。
10分くらい走ると、すぐに北の大地の速度域に慣れるもので、文字通り「あっという間に」お目当の「味の大王 総本店」さんに到着。
苫小牧の市街地から、国道36号線をウトナイ湖よりちょっと北に行った場所にあるお店です。
ここは、前から何度も行こうと思っていた店だが、フェリー乗り場から違いので、上陸後に寄るか、北海道の帰りに寄るか、、、いつも迷っては結局行けなかった場所なので、今回はストレートでここを目指して来た。
お目当はもちろん、名物の「元祖カレーラーメン(820円)」で、今日は平日だというのに、なかなか混んでいる店内に期待が高まる。
そもそも今日が本当に平日であるか疑わしく、既に曜日感覚がおかしくなっているが、、、
まぁ、そんなことはどうでもよく、肝心のラーメンは麺にカレースープがよく絡まっていて、とても美味しく頂けました。
北海道ツーリング2018 早来雪だるま郵便局?
さて、腹も満たされたことだし、ツーリング再開と行こうじゃないか。
昨日編み出した、ヘルメットをハンドルに固定する方法もバッチリだし、いい感じの滑り出しだね(きらり)
今日はまず、初訪問スポットの「早来雪だるま郵便局」を目指しちゃいますよ。
ツーリングマップルに「雪だるま型のポスト」とだけコメントがある、謎の郵便局、果たしてその実態とは?
まだ見ぬ、恐らく素敵であろう郵便局を頭に思い浮かべながら走っていると、早速、道が北海「道」になってきた。
毎年こんな道を走っちゃうから、帰った後の渋滞路が辛くなるんですよね(笑)
小さな町に佇む立派な郵便局、初見はそんな感じの「早来雪だるま郵便局」は、ツーリングマップルの記載通り、雪だるま型の郵便ポストがある、インスタ映えしそうな郵便局でした。
こんなに可愛い外見だから、局内も可愛く雪だるまでデコっていたり、記念切手とかハガキがあるんだろうな、、、と中に入ってみると、いたって普通の郵便局で、おねーさんの「何かご用ですか?(ニコニコ)」攻撃に、重装備の旅人は足早に退散(笑)
しかし、この郵便局の本当の姿は、実は郵便局の後ろにある「赤い回転型雪だるま」だったのだ。
いかにも「ここ押して」的なボタンがあるので、早速押してみると、、、なんと、、、雪だるまが歌いながら周り出すじゃないですか。。。
これって、羊蹄山にある「細川たかしの歌う像」あれと同じコンセプトなのかな?
ちなみに赤いですが、回るスピードは3倍早いわけじゃなく、むしろスローペースでした。
どんな歌なのか気になる方は、下の動画の5分6秒〜10秒くらいのところをご覧ください。
とにかく、色々な意味で面白い場所だったので、ここは寄って正解でした。
北海道ツーリング2018 恐竜の町と銀河鉄道999?
突然歌い出す雪だるまに別れを告げ、道道59号線に入ると、いよいよ道が完全に北海道化してきた。
道幅が広い道の両側に、積雪の際に路肩が分かる矢印があり、信号がなく、交通量もなく、ただひたすら続く同じ景色、、、今年も待ってました!と思うのは初めの2日間ぐらいで、最後の方は同じような景色に飽きて来るのはご愛嬌なのだ(でも大好きですよ)
ところどころに見かける「ハスカップ」の看板に、ハスカップをこよなく愛する妻の姿が見える。
妻は妻で、今年は関西で友達と豪遊中なので、僕は僕で楽しもうじゃないか。
穂別町で恐竜と一緒に休憩タイム
次に向かうのは、まさかの「銀河鉄道999」の発着場なので、いやが応にも期待が高まるが、久しぶりのハイアベレージ走行にお疲れな僕は、穂別の町で一休みすることに。
穂別町は恐竜の町で、町の中の街灯に恐竜オブジェがあったり、公園に恐竜がいたりと、町の中をゆっくり走るだけでも中々面白い町だ。
町のメインストリートの両側が、パーキングスペースになっていて、とても静かで心地よい場所、、、それこそオーストラリアにはこういった小さい町が点在しているので、なんだかとても懐かしくなった(またバイクで行きたいな)
穂別町には「穂別地球体験館」という大型の博物館があり、地球の自然や歴史・恐竜について楽しく学べる場所のようで、ここも前から気になっていた場所だが、、、それこそ恐竜をこよなく愛する妻より先にココに行くことは、すなわち僕の「死」を意味するので、また来年妻と一緒にツーリングした時に行こうじゃないか。
ってことで今回は、ステゴサウルスのオブジェがある公園で、セイコーマートで買ったカツゲン片手に休憩のみ。
銀河鉄道999の駅(旧富内駅)
恐竜と一緒に体を休めたところで再び出発。
道道131号線から道道610号線へとスイッチ、目指すは「旧富内駅」で、ここがあの噂の銀河鉄道999の駅らしい。
なんせ、案内看板的なものが皆無で、軽く迷いましたが、、、それらしい場所に行ったらビンゴ、GS号を止めて散策開始。
一応の駐車場のようなスペースと、一応のトイレはあるので、一応観光らしい(一応ね)
一体どこが銀河鉄道999なのだろうと、しばらく線路沿いを歩いていくと、奥の方に天に伸びる不思議な線路を発見。
さらに近づいてみると、これはまさしく銀河鉄道999の線路に違いない、GS号もこの傾斜を駆け抜ければ、宇宙にツーリングに行けるのだろうか?
なるほど、確かにこれは、これは一見の価値があるかもしれない。
一体何がどうしてこんな線路になっているのか、本当にここは宇宙への扉なのか?と真剣に考えてしまう場所でした。
周辺はとても静かで、自然の音しかしない場所で、でも寂しいわけではなく、何か心地よい、心が温まる場所でした。
北海道ツーリング2018 キャンプインから〜のバイクイン失敗
さて、そろそろいい感じの時間なので、今日の寝床にレッツラゴーしよう。
道道131号線から国道237号線にスイッチ、目指すは「日高沙流川オートキャンプ場」
ここは、日高の沙流川沿にある高規格キャンプ場で、以前一回泊まったことがあるナイスな場所だ。
キャンプ場から徒歩で温泉、バイクでちょっと走ればセイコーマートあり(徒歩でも行ける)の、いわゆるゴールデンパターンなキャンプ場なのだ。
ってか、ゴールデンパターン?何々、それって美味しいの?な方は、下の記事をどうぞ( ・∇・)
DOD ライダーズバイクインテント デビュー
高規格キャンプ場とは言っても、ここは北海道なので、料金は一泊たったの500円と格安。
早速チェックインを済ませて、いい場所を探して、、、遂にというか、いよいよこの時間が来たかって感じ。
なんせ今からテントを建てますが、、、今日初めて建てるテントだったりします。
その名も「DOD ライダーズバイクインテント」
名前の通り、テントにバイクがインできるという、ライダーにとっては夢のようなテントで、ワンタッチ式で組み立てが簡単なこともポイントだったりするので、今日はこれを建てることが楽しみの一つだった。
今回、いつかの商品レビューのお仕事を兼ねたツーリングだったりするが、その中でも一番楽しみだった商品がこれだ。
早速設営にチャレンジすると、予想以上に苦労し、、、しかも肝心のバイクインが、どうやらGSのサイズでは厳しいということが分かった。
でも、これは仕方のないことで、何と言ってもGSなので(笑)めちゃデカイんで。
実際のところは、取り回しが上手い人ならバイクイン出来そうですが、僕は細かい取り回しをして倒したらショックなので、深追いはせずに素直に諦めました。
事前に一切練習をせず、今日初めて建てたので、、、流石に苦労しましたが、だがしかし!このテントの本当の売りはバイクインではなく、素敵すぎる広い前室だということが判明しました。
この快適すぎる前室のおかげで、今まで以上にキャンプが好きになりそうな勢いです。
温泉に入った後は「ロゴス パワーストックランタン2000」を試す
キャンプ場から道路を挟んで反対側に温泉があるのも、ここのキャンプ場のナイスなポイント。
今日は一日中涼しかったが、テント設営に悪戦苦闘の末、汗臭星人と化した僕は、早速「ひだか高原荘」の温泉へと繰り出すのでした(500円です)
大好きなバイクで走って、観光して、テント張って温泉入る、こんな毎日がこれから2週間続くなんて、やっぱりツーリングって、北海道って最高っすよね。
温泉でさっぱりした僕を待ち受けていたのは、キャンプ場の漆黒の夜、、、だがしかし、今回はここにも新兵器を投入する、その名も変態LEDランタンこと「ロゴス パワーストックランタン2000」
LEDランタンなのに、燃料系ランタンを遥かに凌ぐ光量を誇る上に、20800mAhのモバイルバッテリーも兼ねているという、それそれは変態なアイテムなのだ。
これもテントと同じく、なんの予行練習も無しにぶっつけ本番で使ってみると、、、目が焼けるんじゃないかという圧倒的な光の強さに驚きました。
これと、DODのテントの組み合わせは夜が快適すぎて、この日は深夜12時まで起きてました(寝不足やばい・笑)
北海道ツーリング2018 初日大成功
走る、食べる、遊ぶ、風呂、キャンプ、北海道初日の今日はどれもかなり充実していました。
いつも北海道ツーリング初日はこう思います「これが明日からも続くなんて最高だ」と。
その昔引きこもりだった僕が、何がどうしたのかバイクの免許を取り、その後はじめて行った北海道ツーリング。
思い返せば、僕の旅はあの時から始まっていて、そして今でもその旅が続いているように思えてならない。
この北海道ツーリングという終わらない旅を、明日も全力で楽しんでやろうと思います。
これを見れば誰でも北海道ツーリングのプロになれる
北海道に通い続けて早10年以上、そんな「プロ北海道ツアラー」の僕がまとめた、北海道ツーリングのイロハを凝縮した記事を厳選しました。
日時:2018年7月25月(水曜日)
天気:曇り時々晴れ(とっても涼しい)
走行距離:123km(累計:474km)
旅のルート:苫小牧→早来→穂別→日高
宿泊場所:日高沙流川オートキャンプ場
費用:2920円(累計:27007円)