どもです、さすライダー(@SasuRider0420)です。
クライマックスに近づいてきた、、、と思いつつ、まだまだ続くこのシリーズは、ついに11回目を迎えました。
今回は僕的な「北海道キャンプ場ベスト3」に入る「クッチャロ湖畔キャンプ場」を目指す話です。
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西興部村のキャンプ場「西興部森林公園」に行ってみよう
昨日は力尽きて「滝上町渓谷公園キャンプ場」に泊まったが、本当は西興部村にある「西興部森林公園」でキャンプしたかったのだ(滝上町渓谷公園キャンプ場も良いところでした)
ここから約30キロくらいの道のりなので、せっかくなので現地に寄って見ていこうと思う。
ちなみに滝上町渓谷公園は、名物の芝桜(5月下旬〜6月上旬)が咲く頃に、また今度は妻と来ようと思う。
道道61号線を西へ走り、道道137号線にスイッチ、あとは西興部村まで一本道だ。
ほとんど交通量がない道なので、あっという間に西興部村に到着、、、昨日ここまで行けたな(笑)
そして、宿泊予定だった無料キャンプ場「西興部森林公園」を見てみると、これまた斬新で面白い場所だった。

バッティングセンターと居酒屋がある無料キャンプ場
西興部村の市街地(とは言ってもかなり小さな町)にある「西興部森林公園」は、スキー場のゲレンデをそのまま無料キャンプ場として開放しているスタンス。
敷地内には、日本最北のバッティングセンターと居酒屋(こっちは最北じゃない)があって、さらには子供用の遊具まであったりする、まさに本州では絶対に見られない、北海道ならではのユニークなキャンプ場だったのだ。
そしてもちろん、セイコーマートと温泉が徒歩圏内の「ゴールデンパターン」のキャンプ場なので、次回は絶対ここに泊まろうと思う。
え?ゴールデンパターン?何それ?それって美味しいの?という方は、下の記事をどうぞです。
北海道に万里の長城(桜ヶ丘公園)がある?
今日はオホーツク海側にある、僕の大好きなキャンプ場「クッチャロ湖畔キャンプ場」に行きたいので、これから名寄経由で北上するつもりなのだ。
早速ツーリングマップルで、名寄までのルートを調べていると、、、名寄まで向かう国道239号線の途中に、、、ば、万里の長城??しかも長さが2kmの?、、、なんだかB級感漂うスポットを見つけてしまい、時間もまだ早いことだし、寄ってみることにした。
どうやら、名寄の近くにある「下川町」の「桜ヶ丘公園」という場所に、万里の長城があるらしい、、、(こういうの堪らなく好きです)
早速現場までGS号を走らせると、失礼ながら、、、想像よりもかなり立派な城壁に驚き、公園を取り巻く姿は、確かに万里の長城に見える、、、かもしれない。
ちなみに、万里の長城内は遊歩道になっており、ぐるっと一周すると約2kmの道のりで(途中で出ることも出来ます)なかなか良い雰囲気だった。


下川町の「万里の長城」は中国のお墨付き?
下川町の万里の長城は、なんと1986年から15年(!)かけて作られたもので、2000年に完成するまでに使われた石の数は、これまたなんと!15万個以上だそうです。
その功績が認められて、中国領事館のお墨付きを貰ったそうで、もはやこれは「ミニ万里の長城」と言っても過言ではない、素晴らしい建造物です(ネタ的な意味じゃなく本物の分家的な)
ここは今回、偶然見つけたスポットですが、人気スポットになるスペックを秘めていると思います。

名寄のひまわり畑を探して三千里
ナイス寄り道スポットに満足したところで、本線に戻って名寄を目指そう。
名寄といえば「ひまわり畑」が有名なので、ちょうどこの時期に咲いてるかも?という期待を持って出発。
まずは、名寄のシンボル的存在「名寄サンピラーパーク」の近くにある、美味しいソフトクリームで有名なカフェ「Shop’s Gareden 千花(せんか)」さんでカフェ男子タイム。


名物のソフトクリームがあまりに美味しかったので、すっかり上機嫌になった僕は、追加でコーヒーまで頼んで、ちょっと休憩のはずが1時間くらいまったりしちゃいました(笑)
名寄名物の「煮込みジンギスカン」を春巻きの皮で包んだ「ぼっこのジンギスカン」もオススメです。
ちなみに、この素敵なお店は、僕が写真協力したガイドブック「北海道ツーリングWalker」で見つけました(ちゃっかり宣伝)
肝心のひまわり畑が見当たらない、、、
サンピラーパーク、、、ひまわり咲いてない、、、今日は8月3日、ちょっとだけ早かったのかな?
じゃ〜、もう一つの名寄のひまわりの名所「名寄智恵文ひまわり畑」を目指そうと走り出すも、、、いまいち場所が分からない。
スマホのナビアプリが「ココ」と示す場所に行くと、ひまわりというより、、、緑の草原、、、その後、名寄の町を何度もグルグル、、、何度ググっても分からない、、、

さすがに1時間くらいグルグルしていたら、ひまわりへの興味が薄れてきたので(笑)今回はきっと縁がなかったということで、名寄の町を後にすることにした。
恐らくですが、もうちょっと後に来れば、きっと満開だったのだと思います。
音威子府の名店「常盤軒」で絶品の黒いそばを食す
名寄の町を後にし、国道40号線をひたすら北上する僕とGS号、そろそろお腹が減ったきたので、ランチタイムにしたいなぁ。
そんな時は、北海道有数のそばの産地にして、超難読の村「音威子府(おといねっぷ)」でそばを食べよう!
ということで、北海道で一番小さな村「音威子府村」の駅の中にある、そばの名店「常盤軒」にレツゴー(ガイドブックに載るレベルの店です)

ここの駅舎の中にある、立ち食いそばの「常盤軒」は、おっちゃんが一人で切り盛りしている、音威子府そばの名店で、黒くてコシのある麺が特徴です。
メニューは「かけそば(370円)」を基本に、天ぷらや月見そばでも500円でお釣りがきます。
本当に美味しいそばなのですが、おやつ程度の量しかないので、、、大盛りを頼みたいけど、大盛りの設定はない(笑)というジレンマがたまらない店です。
なお、営業時間が10:30〜14:00までとタイトなので、ここに行きたい時は狙って行きましょう(行き当たりばったりで行くのは厳しいかも)


快晴の知駒峠を駆け抜ける喜び
音威子府そばで腹を満たしたので、引き続き北上開始!
あとは、国道275号線を、クッチャロ湖を目指して走るだけだが、今日もすこぶる良い天気なので、前から気になっていた道「知駒峠」に寄り道。
オホーツク側とサロベツ側を横断する「道道785号線が知駒峠」で、晴れた日は利尻山が見えることもあるらしい。
いざ走ってみると、北海道らしい緩やかなカーブが続くワインディングで、景色も走りも抜群の道だった、、、けど、残念ながら利尻山は見えなかった(涙)

大好きなクッチャロ湖畔キャンプ場にチェックイン
さてさて、余裕をぶっこいて寄り道をしてたら、結構いい時間なのでキャンプ場に向かおう。
知駒峠を下った先の道は、鬱蒼と生い茂る森の中を走る、北海道としては道幅が狭い道だが、そもそも誰も走ってないので快適(笑)
ただし、ここからクッチャロ湖までは、結構な距離があるので、足早に道道583・785・84号線と繋ぐ必要がある。
しかし、結果としては、約70キロ近い道のりを、だいたい1時間ちょっとで走りきった(さすが北海道:走行距離=走行時間)
そして、浜頓別のセイコーマートで買い出しをして、念願の「クッチャロ湖畔キャンプ場」に到着、お疲れ様でしたぁ。

道内屈指のハイクオリティ・低価格キャンプ場
クッチャロ湖畔キャンプ場の何が良いって、、、ハイクオリティと低価格を見事に融合させているところです。
まず、クッチャロ湖畔という最高のロケーション、芝生が綺麗なサイトに大きなトイレと炊事場、さらにはランドリーがあって、まさかのフリーWi-Fiもあって、管理棟には売店完備(有料で充電もできます)
おまけに、徒歩圏内に泉質が最高の温泉があって(はまとんべつ温泉ウイング)それで、キャンプ一泊たったの200円!です。
ぶっちゃけ、ほぼタダみたいなもんで、、、僕は、いやいや、もっとお金を払わせてください!と言いたいほどです。



ここのキャンプ場のクライマックスは、目の前のクッチャロ湖に落ちる盛大な夕日ショーで、今年はちょっと曇っていましたが、それでも綺麗な夕日を拝むことができました。
大好きなバイクで走って、美味しいご飯を食べて、自由気ままな予定で、夜は素敵な場所でキャンプ、、、いやぁ〜北海道ツーリングって、本当に良いもんですね!
それでは、今回もそろそろお後が宜しいようで、、、またの次の更新をお待ちくださいませ。


これを見れば誰でも北海道ツーリングのプロになれる
北海道に通い続けて早10年以上、そんな「プロ北海道ツアラー」の僕がまとめた、北海道ツーリングのイロハを凝縮した記事を厳選しました。
日時:2018年8月3月(金曜日)
天気:晴れ時々曇り
走行距離:230km(累計:2157km)
旅のルート:滝上→西興部→名寄→浜頓別
宿泊場所:クッチャロ湖畔キャンプ場
費用:3232円(累計:68274円)