どもです、さすライダー(@SasuRider0420)です。
長きに渡って、スロー連載を続けているこのシリーズも、遂にPART10、つまりは2桁台に突入しました。
自分で言うのも何ですが、2018年の北海道ツーリングは、かなり濃い〜旅をしたと思います、、、だから思い出して書くのが大変です(笑)
気を取り直して、さてさて今回は、北海道では貴重な「遺跡」を巡る旅です。
コンテンツ
北海道ツーリング2018 女満別のメルヘンの丘と網走の能取岬
網走湖の絶景の夕日が見れたり、エゾリスちゃんに会えたり、素敵な親子に会えたり、温泉が最高だったり、、、「女満別湖畔キャンプ場」は、マジでイケてるキャンプ場だった。
ぶっちゃけ、このまま連泊したい勢いだけど、GS号が早く走りたそうなので、後ろ髪を引かれながら出発。

ここは美瑛と並び、美しい丘が沢山ある事で有名な「女満別」だったらまずは「丘り」ますか。
と言う事で、網走へと続く国道39号線沿いにある、女満別のシンボル的存在「メルヘンの丘」にてGS号停車。
今日も奇跡の晴れ男全開の天気なので、ただでさえ綺麗な丘が、青空とのコラボで神ってますなぁ、、、そしてそこに映える僕の愛車、、、っふ、今日も朝から決まってるぜ(きらり)

「フラワーガーデン はな・てんと」に寄って行こう
そういえば、昨日の素敵な親子は、無事にシマリスちゃんに会えたのかな?
「オホーツクシマリス公園」に、曲がる道を横切った際に、昨日のやりとりが頭によぎったが、、、きっと僕の心配をよそに、今頃シマリスちゃんと楽しく遊んでいるに違いなので、そこは気にしないでおこう。
さて、このまま網走を抜けるのは面白くないので、せっかくなので、行ってない場所をひとつ制覇して行こうじゃないか。
僕の写真が表紙になっている(きらり)北海道のガイドブック「北海道ツーリングWalker」に掲載されている「フラワーガーデン はな・てんと」に向かって、国道39号線を「天都山」方面へと向かう。
北海道らしからぬ、ちょっと狭い坂道を登っていくと、そこに現れたのは、、、閑散とした、誰もいないお花畑だった(笑)
ガイドブックには「天都山の斜面3.5haに多彩な花が咲いている」と書いてあるが、ちょっとシーズンがずれてしまったのか、ところどころ花も閑散としている。
まぁ、きっと北海道じゃない場所だったら「すげ〜綺麗」ってなったかもだけど、ここは北海道なので、これくらいのお花畑は普通にあるよね、、、という感じでした、、、よっしゃ!また一つ行ってない場所を制覇したぜ( ・∇・)

絶景の「能取岬」を目指して出発
さて、気を取り直して、網走の絶景スポットとくれば「能取岬」でしょ、しかも晴れてるから、今でしょ!という事で、能取岬にレツゴーでございます。
網走市街にある、国道39号線の終わりの交差点で、国道238号線に右折、あとは能取岬までの一本道、道道76号線に入ればOK。
道道76号線自体は、北海道では特に普通の道だが、クライマックスの能取岬へと続く一本道が、ツーリングマップルの表紙になった事もある絶景ロードなのだ(すぐ終わっちゃうけど)

白と黒の能取岬灯台を目掛けて続く、緩やかな草原の一本道は、誰がどこで写真を撮っても絵になる道だ。
オホーツク海の断崖絶壁が見られる、能取岬灯台もまた絶景で、周辺には遊歩道が整備されているので、ゆっくりと景色を見ながら散策を満喫した。
広い駐車場も完備されているので、バイクも安心して停めておけるし、何よりも、、、無料です(重要)


北海道ツーリング2018 北海道遺産の「ところ史跡の館」
なんだかもう、色々と遊んだような気がするけど、、、時はまだ12時前、本当にツーリング中は早起き万歳過ぎる。
さて、ぶっちゃけこの先はノープランなので、時間とツーリングマップルと相談しながら、旅を続けましょうか。
取り敢えずはサロマ湖を通過するから、サロマ湖の何か、、、できれば行った事がない所、、、あった!
まずは、サロマ湖のホタテ料理が堪能できる「レストハウスところ」あとは北海道遺産の「ところ史跡の館」だ。
場所的に、はじめにご飯を食べてから、次に遺跡巡りをしたいところだが、、、時間がまだ早いので、先に遺跡巡りに決定。
という事で、道道76号線から、国道238号線にスイッチ、このあたりの道は、毎度眠くなる単調な道、、、だけど頑張って走って、道道442号線に突入「ところ史跡の館」に到着。

あ、ここはあの有名な宿「船長の家」がある場所だったのか!(ところ史跡の館の目の前でした)
お腹が破裂するほどの、大ボリュームの夕食で有名な、旅人の間では有名な宿、、、カニやホタテやカキや刺身が、これでもか!というほど、沢山出て来るんだとか、、、今度是非行ってみよう。
と、このままだと、僕の食いしん坊が目覚めそうなので、とっとと目の前にある「ところ史跡の館」にチェックイン、、、ってあれ?あれはまさか?プリチーシマリスちゃんじゃないですか\(^^)/
野生のシマリスは初めて見たぁ、か〜わ〜い〜い、あ、、、行っちゃった、、、、(写真撮るの忘れた・爆)
蚊の波状攻撃に泣きたくなる
「ところ史跡の館」は、この辺り一帯に広がる「常呂遺跡」の中心的な施設で、約2700基の竪穴式住居跡の窪みが現在でも残る、大変貴重な場所なのです。
北海道の先住民といえば「アイヌ民族」ですが、ここはそれより遥か昔の縄文時代から続く遺跡で、北海道では貴重な人工物の観光地です。
入場料が「280円」かかりますが、余裕で元を取れるぐらいの見応えがあるので、是非行ってみて下さい(物量凄いです)
そして野外には、実際の竪穴式住居跡が見られる、遊歩道が整備されているのですが、とにかく蚊が多く、なまら蚊が多く、やっぱり蚊が多いので(汗)虫除けスプレーをしないと、大変なことなります(大変なことになりました)
常に体の周りに、あのイヤ〜な飛行音がまとわりつく感じで、あっという間に蚊に刺されまくりました、、、まさに波状攻撃のように、、、僕は痩せているからなのか?普段あまり蚊に刺されないので(美味しくなさそう?)、、、何だかとても無力感を感じると共に、悲しい気持ちになりました(涙)
もちろん、竪穴式住居跡は見応えがありましたが、途中で逃げるように、GS号の元へと帰りました、、、

北海道ツーリング2018 レストハウスところでホタテ尽くし
いやいや、本当に酷い目にあった、、、気持ちが落ちている時は、美味しいご飯を食べるか、温泉に入るべし!
という事で、毎日のお楽しみのランチタイムは、待望の「レストハウスところ」さんで決まり。
来た道を5kmほど引き返して、いざホタテ尽くしの世界へ!

レストハウスところさんは、オシャンティなレストランではなく、ドライブイン的な大衆食堂なので、誰でも気軽に入れます。
店内に入ると、さすがの人気店なのか、平日の僻地(失礼)なのに、まぁまぁの人入り具合。
選ぶメニューはもちろん、名物の「帆立づくし定食(1800円)」で決まりっしょ(リーズナブルなメニューもあります)

うわ〜美味そう!ホタテの刺身に、フライに、ボイルしたやつ?とにかく名前通りの「帆立づくし」にニンマリしちゃいますよ。
さっきの蚊の波状攻撃なんて、もうすっかり忘れたもんね〜だ( ・∇・)
え?1800円のランチって贅沢過ぎ?だって、食べるために北海道を走ってるんですよ?(何か問題でも?)
北海道ツーリング2018 滝上町を目指したら結果オーライ?
さて、ここから本当にどうしよう?の、相変わらずのノープラン。
これから数日かけて、ぼんやりと目指す場所は、最北端の宗谷岬だけど、このままオホーツクを北上したら、ルートが何時も通り過ぎる。
ということで早速「ツーリングマップル」と「北海道ツーリングWalker」を広げると、前から行ってみたかった、西興部村のキャンプ場「西興部森林公園」を目指すルートがナイスだと思い、早速そこを目指すことに。
キャンプ場内に、バッティングセンターがあったり、居酒屋があって酒が飲めるという面白い場所だったので、前からマークしていたのだ(ちなみに僕は酒が一切飲めません)
そこまでのルート的には、芝桜で有名な「滝上町」を通るルートが良いと思い、時間があれば「香りの里 ハーブガーデン」というオシャンティスポットを見ていくつもりだ。
ということで、サロマ湖を眺めながら、国道238号線を西へ爆走!、、、途中、湧別町にある、イートイン付きのセイコーマートにチェックイン(疲れた)
前から食べてみたかった、ハスカップのソフトクリームごっちゃんです(おいちい)

滝上町のハーブガーデンはちょっと微妙だった、、、
ハスカップパワーで、引き続き国道238号線を西へと走り、紋別の市街地の手前で、道道713号線→国道273号線と繋ぎ、ここからは走ったことが無いルートに突入。
しかし、ここから滝上町が意外と遠く、景色も単調な道だったので、着いた頃にはヘロヘロになってしまった。
そしてお目当の「香りの里 ハーブガーデン」の手前の道の駅に、テント村を発見、、、あ、ここにキャンプ場あるんだ、、、へぇ、、、もう、今日はここで良くないですか?
かなりお疲れだけど、せっかくなので「香りの里 ハーブガーデン」へと登っていくと、、、ちょっと微妙な場所だった(笑)

北海道ではよくある、オシャンティな庭園なんですが、やっぱり滝上町のメインは、毎年5月下旬〜6月上旬に行われる「芝ざくらまつり」なので、要は閑散としています(笑)
時期的な問題なのでしょうが、庭園の花がまばらで、、、人も誰もいない、、、でもせっかくだから、ハーブティーでカフェでもしましょうか。
ということで、目の前の道の駅のキャンプ場の情報を、スマホで調べながら、庭園でオシャンティカフェタイムを満喫。


滝上町渓谷公園は驚きの無料キャンプ場だった
「香りの里 ハーブガーデン」の目の前にある「滝上町渓谷公園(道の駅 香りの里たきのうえ)」には、なんと無料のキャンプ場があり、さっき見たテント村はこれだったのか!と、今日は即決でココに泊まることにしました(疲れちゃった)
西興部村のキャンプ場は、また今度ということで、、、だって目の前にあるキャンプ場が無料だし、温泉とセイコーマートも近いという「ゴールデンパターン」なんだもん(ゴールデンパターン?なにそれ?という方は下の記事をどうぞ)
さてさて、ここの受付方法は、道の駅のスタッフさんに、キャンプしたい旨を伝えて、帳簿に名前と住所を記入するタイプで、トイレは道の駅のトイレを使用、炊事場はちゃんと完備されています。
しかし、立派なキャンプ場!というよりは「道の駅の空いたスペースをキャンプ場として解放しています」というスタンスなので、サイトはかなり狭い感じです。
僕のように、ソロキャンパーならOKですが、グループでデカいテントを使う方は要注意です、、、が、多分穴場なので空いていると思います(笑)


まぁでも、今日ここを偶然見つけてラッキーだったかも、、、流石にここから西興部村まで走るのは、時間的にも体力的にもキツかったですわ(遅くても17時までにはテントを張り終えたい人間です)
ここは小さなキャンプ場だけど、静かだし、温泉が近いし、なかなか良い場所を発掘しちゃった、、、と周辺を散策していると、、、なんと炊事場で驚愕の事実が!
え?これって、あのコンセント様じゃないの?いや、どう見てもコンセント様ですよね?僕のようなガジェットライダーの神様の、あのコンセント様ですよね?
なんと!炊事場に多数のコンセントが付いており、皆がモバイルバッテリーやらスマホやらを充電しているではありませんか!
こ、これは、、、使って良いものなのか?と一瞬考えましたが、、、俗世にまみれた僕は「皆が使っているからOKの法則」に従い、堂々とスマホとMacBookを充電させて貰いました。
充電禁止!と書いてあったり、コンセントに蓋がしてある場所なら、勿論充電しないですが、多分グレーゾーンだとは思いますが、、、充電しちゃいました。
なのでこの情報は、あくまで自己責任と言う名の情報に捉えて下さい(とは言っても、めっちゃ助かりました)
温泉とセイコーマートがあればそれでよし
今日の寝床と電源を確保したので、いざセイコーマート様に買い出しタイム。
キャンプ場からバイクで5分くらいの場所にセイコーマート、500メートルくらい(徒歩でも行ける)の場所に「たきのうえホテル渓谷(温泉)」と、かなりナイスなキャンプ場で本当に良かった。
しかも、温泉が440円と安く、ボディソープとシャンプー付きで最高でした!ここはきっと、人気キャンプ場になるスペックを秘めていると思います。
さて、そんなこんなで、今回もそろそろお後が宜しいようで、、、またの次の更新をお待ちくださいませ。

これを見れば誰でも北海道ツーリングのプロになれる
北海道に通い続けて早10年以上、そんな「プロ北海道ツアラー」の僕がまとめた、北海道ツーリングのイロハを凝縮した記事を厳選しました。
日時:2018年8月2月(木曜日)
天気:まずまずの良い快晴
走行距離:191km(累計:1927km)
旅のルート:女満別→網走→常呂→上湧別→紋別→滝上
宿泊場所:滝上町渓谷公園
費用:6712円(累計:65042円)