どもです、さすライダー(@SasuRider0420)です。
僕の生まれ故郷の「東北」は、あのバイク旅業界のレジェンド「賀曽利さん」のお墨付きのツーリングエリアです。
デッカいどう北海道に次ぐ広大なエリアとして、絶景の道やダイナミックな風景、そして、身も心も温まる「温泉に恵まれている事」が特徴です。
今回はいち東北人として、ブログに東北の良いところを載せていなかった事に、今更ながら気付き、、、東北のおすすめツーリングスポットの記事を書いてみました(きらり)
コンテンツ
- 1 東北ツーリングの魅力について
- 2 東北への首都圏又はそれより西からのアクセス方法について
- 3 東北ツーリングのおすすめスポット10選
- 3.1 福島県:日本百名道のひとつ「磐梯吾妻スカイライン」
- 3.2 山形県・福島県:ヘアピンコーナーの連続「西吾妻スカイバレー」
- 3.3 宮城県・山形県:絶景の「御釜」を目指す「蔵王エコーライン・ハイライン」
- 3.4 秋田県・山形県:山と海と高原のコラボ「鳥海ブルーライン・仁賀保高原」
- 3.5 秋田県:ナマハゲとゴジラ?に出会える「男鹿半島」
- 3.6 秋田県:まるで九州の阿蘇「寒風山」
- 3.7 岩手県・秋田県:東北を代表する温泉パラダイス「八幡平アスピーテライン」
- 3.8 青森県:渓流沿いをゆっくり走る「奥入瀬渓流」
- 3.9 青森県:寒立馬(かんだちめ)に会いに行こう「尻屋崎」
- 3.10 青森県:本州最北端でマグロを食す「大間崎」
- 4 東北ツーリングのおすすめスポット まとめ
- 5 YouTubeでツーリングムービーを絶賛配信中
東北ツーリングの魅力について
東北の魅力は、ズバリ「田舎」なところです。
おいこら!さすライダー!関東に行ったからって、都会人ぶってんじゃね〜ぞ?、、、なんて、東北人のみなさん、言わないでくださいね、、、僕は生まれも育ちも東北で、東北をココロから愛しています(と、言いつつ、今年北海度に移住します・笑)
ここで言う「田舎」とは、交通量が少なく、人混みがなく、自然豊かで日本の原風景が残っている場所、という意味です。
我々ライダーが好きな場所は、バイクで快適に走れて、自然豊かな場所です、、、つまるところ、東北は最高のツーリングスポットなんです!
もちろん、北海道や九州も素敵ですが、、、なんと言っても東北は「本州の一部」という、アクセス上最大の利点があります。
あとから解説しますが、関東から週末ツーリングだって可能なんです。
東北は日本屈指のスーパー温泉地帯
東北は九州に次ぐ、日本屈指のスーパー温泉地帯です。
秋田県の予約が取れない事で有名な「乳頭温泉 鶴の湯」青森県のキャッチーな名前で人気の「不老ふ死温泉」宮城県の日本の11の泉質のうちの9つがあると言われる「鳴子温泉」など、日本を代表する温泉地が山ほどあります。
今回はあくまでツーリングスポット中心の記事ですが、東北を旅するなら、温泉は絶対にマストな存在です(大抵ツーリングスポット付近にあります)
東北には絶景ワインディングロードが多い
東北の中央には、巨大な「奥羽山脈」が走っており、そこを貫く絶景のワインディングロードが、数多く存在しています。
バイク雑誌やメディアでよく見かける「八幡平アスピーテライン、蔵王エコーライン、磐梯吾妻スカイライン」などは、全て奥羽山脈にある絶景ワインディングロードです。
また、東北の日本海側には、独立峰の「鳥海山」があり、ここにも有名な「鳥海ブルーライン」があります。
つまり、東北は信州や九州と並ぶ、日本屈指のワインディングロードパラダイスなのです。
東北にはハッキリとした四季がある
東北は「雪国」と言われていますが、雪が降るのは早くても11月下旬頃なので、バイクで走れる時期は意外にも長いです(山岳部は除く)
つまり、春・夏・秋・そして冬も一部バイクで味わうことが可能で、ライダーが訪れる時期によって、それぞれ違う東北を見せてくれます。
春は穏やかな桜、夏は鮮やかな新緑、秋は燃えるような紅葉、冬は凛とした空気を味わうことができます。
東北への首都圏又はそれより西からのアクセス方法について
東北は首都圏からのアクセスが良好なツーリングエリアです。
流石に日帰りは厳しいですが、高速道路を使えば週末ツーリングも十分可能です(主に福島・山形・宮城)
何と言っても海を越える必要がないので、基本的には自走で行くことができます。
首都圏から東北まで自走は余裕(下道でも1日で行ける)
東京の日本橋から、高速道路を使って、福島県のワンディング天国「磐梯山エリア」の「猪苗代万代高原IC」までの距離は、Google先生によると「276km」です。
所要時間は3時間ちょっとなので、高速道路を使った首都圏からの自走は、ぶっちゃけ余裕と言えます。
僕は一度、仙台から船橋までの「下道オンリー自走」をしたことがありますが、距離が約360キロ、その日の朝10時過ぎに出発して、約12時間ちょいで走りきれました(途中休憩数回あり)
なので、仮に首都圏から東北までオール下道でも、1日あればアクセスは十分可能です(僕は普通のライダーよりスローペースです)
首都圏より西のエリアからは「太平洋フェリー」の利用がおすすめ
いくら東北が本州の陸続きエリアでも、さすがに首都圏から西のエリアからの自走は大変です(そもそも週末ツーリングは厳しいと思います)
そこでオススメしたいのが「名古屋・仙台・苫小牧」を結ぶ「太平洋フェリー」の利用で、名古屋からこれに乗れば、翌日には仙台に到着します。
例えばですが、東海エリアから東北へ行きたい場合は、自走するよりも名古屋まで走って、太平洋フェリーに乗った方が絶対に楽です。
太平洋フェリーは、乗船28日前までの予約で「早割」が適用になり、この場合「名古屋→仙台間の人とバイクの合計運賃」が、片道1万円を切るので(400ccまでのバイクの場合)結局、自走のガソリン・高速道路代の合計より安くなります。
東北ツーリングのおすすめスポット10選
いよいよ、僕の故郷「東北ツーリングのおすすめスポット」を紹介していきます。
実際にバイクで現地を訪れた経験をもとに、変化に富んだ道や景色はもちろん、周辺スポットも一緒に解説していきます。
福島県:日本百名道のひとつ「磐梯吾妻スカイライン」
福島県の高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長約29キロの山岳ワインディングロードが「磐梯吾妻スカイライン」です。
元々は有料道路でしたが、2013年から県道70号線の一部として「無料開放」されています。
緑あふれる森の中から、荒涼とした火山地帯までを走る抜ける、変化に富んだ東北を代表する絶景ルートです。
道の途中にある「浄土平」では「磐梯小富士」の登山(所要時間1時間程)や、湿原ウォークなどが楽しめ、レストハウスやお土産屋もあります(バイク駐車代が200円必要)
春は雪の回廊、初夏は新緑、秋は紅葉と四季を通して楽しめる道で、周辺には良質な温泉がたくさんあります。
山形県・福島県:ヘアピンコーナーの連続「西吾妻スカイバレー」
山形県の白布温泉と、福島県の裏磐梯を結ぶ、全長17.8kmの鋭いワインディングロードが「西吾妻スカイバレー」です。
ヘアピンカーブが連続する区間は「東鉢山七曲り」とも呼ばれ、走りごたえがタップリの道です。
山形側から福島側へと走ると、桧原湖と磐梯山の美しいコラボレーションに目を奪われます。
道の途中には、福島県と山形県の県境があり、2つの県をまたぐ旅情も味わうことが出来ます。
また、秋は紅葉の名所としても有名で、燃えるような紅葉が美しいですが、、、週末は混雑するので、極力平日の走行をオススメします。
宮城県・山形県:絶景の「御釜」を目指す「蔵王エコーライン・ハイライン」
宮城県と山形県にまたがる、日本百名山のひとつ「蔵王」を貫くワインディンロードが「蔵王エコーライン・ハイライン」です。
タイトコーナーが連続する、テクニカルなルートで、コーナリングの醍醐味を思う存分味わうことが出来ます。
蔵王エコーラインは「無料」ですが、シンボルの「御釜」へと続く「蔵王ハイライン」は通行料が「380円」かかります(エコーラインの途中にあります)
蔵王エコーライン周辺は温泉の宝庫で、特に山形側の「蔵王温泉」ある公衆浴場「蔵王温泉大露天風呂」は超オススメの温泉です(大人550円)
なお、毎年11月初旬から、翌年4月下旬頃までは「冬季閉鎖」となるので、エコーラインを走ることはできません。
秋田県・山形県:山と海と高原のコラボ「鳥海ブルーライン・仁賀保高原」
秋田県の「にかほ市」と、山形県の遊佐町を結ぶ、全長34.9kmの山岳道路が「鳥海ブルーライン」です。
日本百名山の「鳥海山」を貫くルートで、海抜ゼロから、5合目の1,150メートルまでを、一気に駆け登る豪快なワインディングロードです。
5合目の「鉾立」は、そのまま鳥海山の登山口になっていて、ここをベースに登山を楽しむことも出来ます。
鳥海山の山麓にある「仁賀保高原(秋田県)」には、まるで北海道のような360度の大パノラマが広がっています。
広々とした草原には、巨大な風車が立ち並び、目の前に見える鳥海山の姿がとても綺麗です(この記事のトップ画像も仁賀保高原です)
また、ここにある「土田牧場」は、美味しいジャージー牛乳とヨーグルトで人気の観光牧場です。
秋田県:ナマハゲとゴジラ?に出会える「男鹿半島」
「泣く子はいねが〜?」でお馴染みの「ナマハゲ」で有名な「男鹿半島」は、日本海の絶景を楽しめるツーリングスポットです。
愛車と海を見ながら、時折現れる「ナマハゲ」に挨拶をして、男鹿半島最北端の「入道崎」を目指しましょう。
白と黒の「入道埼灯台」の先には、綺麗な水平線が広がっています。
男鹿半島は一筆書きで一周可能な、分かりやすいツーリングルートなので、その日の走行ルートに組みやすい場所ですが、、、思った以上に巨大なので、時間に余裕を持った計画を立てましょう。
また、実は男鹿半島は、、、あの「ゴジラ」が出現する場所としても有名です!
秋田県:まるで九州の阿蘇「寒風山」
男鹿半島の付け根付近にある、県道55号線が「寒風山パノラマライン」です。
あたり一面が芝生に覆われた「寒風山」を抜ける道で、さながら九州の定番ツーリングスポット「阿蘇」のような雄大な風景が広がっています。
気持ちの良いアップダウンと、コーナリングの楽しさを味わえる道として、ライダーに大人気の絶景ロードです。
寒風山の頂上には「寒風山回転展望台」があり、名前の通り回転する展望台で、大パノラマを楽しむことができます(入場料は540円です)
また、レストランやお土産屋も併設されているので、ここで休憩するのが寒風山ツーリングの定番です。
岩手県・秋田県:東北を代表する温泉パラダイス「八幡平アスピーテライン」
岩手県の八幡平を抜け、秋田県のトロコ温泉まで突き抜ける絶景ロードが「八幡平アスピーテライン」です。
全長約27kmにも及ぶ、走りごたえ抜群のワインディングロードで、中央の「見返峠」は岩手県と秋田県の県境になっています。
深い樹海の中を走る、中高速コーナーやヘアピンカーブが幾度となく現れる道で、愛車と「ライディングハイ」を味わうことができます。
アスピーテラインの周辺には、標高1,400メートル付近にある、東北最高所の温泉「藤七温泉」や、古くから湯治が盛んな「後生掛温泉」など、東北を代表する温泉が点在しています。
八幡平エリアの観光も含めて、2〜3日かけてゆっくりと回ることをオススメしたいエリアです。
青森県:渓流沿いをゆっくり走る「奥入瀬渓流」
青森県にある「奥入瀬渓流」は、全長約14kmに及ぶ「奥入瀬川」の渓流沿いの景色を楽しめる場所です。
国指定の特別名勝・天然記念物に指定されており、バイクで渓流沿いの道を走ることができます。
全体的に道が狭く、少なくても快走路とは言えない道ですが、、、流れる水音を聞きながら、ゆっくりと癒しのライディングを楽しめる場所です。
奥入瀬渓流沿いには、様々な見どころが点在しているので、バイクで走っては止まって、歩いて観光、、、またバイクに乗るというルーティンになるので、荷物はあらかじめバックパックなどにまとめておくと便利です。
また、随時レストハウスや休憩所があるので、木漏れ日の中で気持ちの良いランチタイムを味わうことが出来ます。
青森県:寒立馬(かんだちめ)に会いに行こう「尻屋崎」
青森県の下北半島の最東端に位置する「尻屋崎」は、最果てムードが満点の場所です。
尻屋崎へ向かう道の途中には「専用の入場ゲート」があり、入れる時間は「4月1日〜30日まではAM8時からPM3時45分」まで「5月1日〜11月30日まではAM7時~PM4時45分」までと、なかなかタイトな設定になっています(12月1日〜3月31日は冬季閉鎖)
しかし「最果ての地に行くのに、無人のゲートを潜る」という、なかなか面白い体験ができます(ゲートの通行料は無料です)
尻屋崎には青森県の固有種「寒立馬(かんだちめ)」が放牧されており、厳しい冬を耐えることが出来る、立派な体格の馬です。
寒立馬は、道路上を歩いていることもありますし、草原の上で群れていることもありますが、くれぐれも近づき過ぎには気をつけましょう。
基本的には大人しい性格なので、最果ての地で馬を見ながらのんびりと過ごしましょう。
青森県:本州最北端でマグロを食す「大間崎」
青森県の下北半島にある「大間崎」は、本州最北端の最果ての地です。
ここまでの道のりは、なかなか大変ですが、、、その分達成感は「最高」の一言です!
夏はここから北海道へ向かうライダー、戻ってくるライダーとの交錯地点でもあります(函館までフェリーで約90分)
大間崎といえば「大間マグロ(本マグロ)」が有名で、周辺には美味しいマグロが食べられる食堂が点在しています。
僕のオススメは「魚喰いの大間んぞく」というユニークな名前の食堂で、ここのマグロ丼が豪快で絶品です!
また、大間崎には、最果てスポットの定番「到達証明書」があるので、忘れずにゲットしておきましょう。
東北ツーリングのおすすめスポット まとめ
東北には絶景のワインディングロードが多く、愛車との走りを存分に楽しめる場所です。
全体的に信号が少なく、交通量も少ないので、ストレスのない旅を楽しむことが出来ますし、走り疲れたら温泉に入りましょう。
それでは、僕の故郷「東北」を愛車と楽しんでください\(^^)/
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