札幌から車やバイク1時間の、かつて炭鉱で栄えた三笠市。その一角に国内最大のアンモナイト展示場を有する「三笠市立博物館」はあります。現代では「化石のまち」と呼ばれる三笠市を象徴する博物館で「化石の博物館」とも呼ばれています。
ここの目玉は、何と言っても国内最大のアンモナイトの化石コレクションの数々!展示場を埋め尽くす、圧倒的なアンモナイトの物量は一見の価値があります。
それもそのはず、実はアンモナイトの化石は、国内では北海道から最も多く発見されているのです。
通常、自然系の博物館で、アンモナイトの展示というと、こじんまりしたイメージがありますが、ここはアンモナイトがメインです。中でも圧巻なのは、直径が2.5mもある、世界最大のアンモナイトの実物大のレプリカです!
こんな巨大な生物が存在していたと思うと、太古のロマンを感じざるにはいられません。


アンモナイトの化石は触ってOK
大小様々なアンモナイトの化石が、所狭しと展示されている三笠市立博物館ですが「触らないでください」と掲示してある、一部の展示物を除けば、自由に触ることができます!
これだけの数の展示物に、自由に触れられる博物館はなかなかないと思います。この際片っ端からアンモナイトにお触りしておきましょう(笑)もちろん写真撮影も可能です(三脚は禁止)
ちなみにアンモナイトは、実はイカやタコの仲間だって知っていましたか?もちろん諸説はありますが、なんだか不思議ですよね。

アンモナイト以外も充実
ついついアンモナイトばかりに目が行ってしまいますが、他にも見所は沢山あります。アメリカで発見された、ティラノサウルスのような大型の肉食恐竜「アロサウルス」や、三笠市で発見された国の天然記念物「エゾミカサリュウ」は必見です。
他にも、北海道の開拓の歴史や、かつて炭鉱の町だった三笠市の炭鉱に関する暮らしの展示、アンモナイトや恐竜に関する映像が観れるコーナーなどがあります。
もちろん物販コーナーもあるので、旅の思い出に記念品を買うのもいいですね!


太古のロマンに想いを馳せる
三笠市立博物館は見応え十分なので、心ゆくまで展示物をじっくり堪能することができます。また、多くの展示物は実際に触れることができるので、五感を感じて太古のロマンに想いを馳せることができます。
入館料も450円と非常に良心的なので、北海道の大自然を味わいながら、太古のロマンも味わう旅はいかがでしょうか?
三笠市立博物館
住所:〒068-2111 北海道三笠市幾春別錦町1丁目212−1
電話番号:01267-6-7545
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は平日)
入館料:450円
公式HP:三笠市立博物館
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